伝 言 板
2014-01-28 週末は大阪に出掛けてました。
職員の意識改革には時間が掛かります(汗)
ある施設で問題になっていたことがあります。そこでは忙しく週休日に勤務があり、その代休を翌週以降に振り替えていたんですが、忙しいあまりにその代休が取れない。その代休を取るとその週の週休が消化出来ず、また代休になる。1月の週休日の代休が消化できず、4月にずれこんでも代休の消化で週休日が取れない。月に4日程度も休めないという状況でした。超勤も支給されず、体を壊す職員も出て、また休みが取れなくなる。という悪循環でした。早々に組合から要求書を出して、団交を申し入れましたけど、なかなか団交に応じてもらえないという状況でした。
その後の状況を確認すると「お陰様で週休は取れているし、超勤も50%程度は支給されるようになった」という話でした。勿論、年休を取れる状況ではありませんし、勤務も朝8時から夜中近くまで働いている職員もいるけれど、「大体夜9時ぐらいには帰れている」と言っていました。
これは大きな改善です。組合からの要求もかなり認められたものと感じましたけど、「今年は要求しないのか?」と聞くと怪訝な顔をされました。「だって相変わらず、超勤が続いているし、100%支給されていないんでしょ?年休は取れているの?」と言いました。
辛抱強いというんでしょうか?我慢してしまう。少し改善しただけで、「ずいぶん良くなった」と思い、それ以上要求しようとしない。組合からの要求がなければ、使用者が勝手に改善なんてしてもらえないですよ。あれもこれも、ということでなく、少しずつでも改善して行こうという気持ちが必要です。しかも要求して改善されたのに、組合として組合員に何の報告もしていないなんて、何て勿体ないことを・・・(笑)