伝 言 板
2014-04-04 東京はこの週末でお花見も終わりです。
この時期って「花冷え」というか雨が降ったりで肌寒い日があります。夜とか特にそうですね。
さて、春闘の団交も残すところ4月17日の団交が最後です。退職手当の引下げ提案などで時間を要してしまいましたが、この団交でしっかりと要求を前進させておきたいところです。
賃上げ27,000円の要求は、組合員の要望であるアンケート結果に基づくものです。理事者回答の「国家公務員給与又は人事院勧告に順ずることを基本としていることから、このことを踏まえた上で、対応したい」を「だから無理だ」なのか文字通り「その中で少しでも改善できるように工夫(対応)をしていくこと」なのか、ということが重要ではないかと思います。
昇任・昇格条件や各種手当などを工夫すれば、給料表はそのままでも賃金は大きく変わります。公共労としては、組合員からの切実な要求を少しでも実現させるために頑張りたいと考えています。
2014-04-07 前回お話しましたが・・・
次回4月17日の団交は春闘の詰めになります。
しかし、退職手当引下げ提案などがあり、春闘の中身についてはあまりやれていない状況です。看護師の賃金改善や労働条件改善についても詰めきれていませんし、春闘要求アンケートで明らかになっている超過勤務手当の不払い問題や時間外の委員会や研修問題についてもしっかりと交渉しなければならないところです。また、ハラスメント対策などについても理事者としての考え方を質さなければならないと考えています。この春闘ですべて解決できるものばかりではありませんが、一定の前進を図らなければならず、次回の団交はとても重要です。団交参加者は職場を代表して参加する訳ですから職場の組合員の声を一言でも発言するように準備してきてください。
2014-04-09 看護師の退職者意識調査結果について
このたび、本部が実施した看護師の退職者意識調査の結果が組合側にも提供されました。
平成22〜24年度に退職した看護師に調査依頼したもので回収総数は166(回収率38.8%)でした。この調査結果によると5年未満で退職した者53%、10年未満だと79%となることからやはり10年未満で退職する看護師が多いということになります。しかし、5年未満での退職者が半分というのも過酷な職種であると言わざるを得ません。
また、退職後の就職状況は70%近くが看護師として勤務していることも見逃せません。退職事由が「家庭の事情」が第1位で92人、「労働環境」が第2位、「体調不良」、「人間関係」が第3位、第4位と続きます。
この「家庭の事情」とは、結婚、出産、育児、介護などが考えられますが、そのうち70%近くが看護師として再就職していることと併せると、WLB(ワークライフバランス)に適応していない今の公共労の病院現場の実態が浮き彫りになります。
公共労の春闘要求アンケートで職場の不満は「賃金」で、続いて第2位が「人員」、そして第3位が「休暇」です。そして、労働実態調査でも「とても疲れる」「やや疲れる」を合わせると98.2%になることからも勤務が大変で賃金に不満があり、結婚や出産などを機に他の病院に移ってしまう若い看護師さんの動向が見てとれます。
貴重な人材を失わないために、「健康で働き続けられる魅力ある職場づくり」のために、一層、奮闘しなければなりません。
2014-04-11 有給休暇の取得について
有給休暇は年20日付与され繰越しが20日認められています。
したがって、ほとんどの人たちが40日でスタートしています。この有給休暇を職員がどの程度消化しているかについて、先日理事者側から資料が示されました。
職種別に平均すると一般職で5日程度、医療職(二)で8日、医療職(三)の看護師で7日というところです。少ないのは東北で、一般職(一)で1.3日、医療職(三)は3.3日でした。これは、平均値ということを考えると「有給休暇がほとんど取れていない」ということになります。
有給休暇の取得率を上げろ、まずは50%、という公共労の要求だと有給休暇の取得数を年5日程度、全体で底上げできれば可能です。
しかし、人員がぎりぎりで休めないような職場では有給休暇を1日取ることですらままならない、というのが現状でしょう。
200人の職場で5日の休暇を取得させようとすると5日×200人で1000日、これを一人当りの勤務日数であるおよそ240日で割ると
4〜5人、人員を増やせば可能だということになります。つまり、全体の職員数の2〜3%の人員が必要だということです。
人員問題と休暇制度には密接な関係がありますが、休暇を取りやすい職場かどうかは「働きやすさ」に繋がります。しかも、交代制勤務の職員は元々休みにくい環境にありますから、滅多なことではなかなか休まないという(休めない?)状況の中で働いています。少しでも職場環境、労働環境の改善のために有給休暇の取得率の向上を図る方策を検討する必要があるはずです。
病院任せでない、理事者の姿勢が問われるものです。組合員のみなさん!もっと休暇を取りたいと思いませんか?
2014-04-14 日常での組合活動で重要なこと
よく「普段、どのようなことをやっていたら良いのか分からない」と聞かれます。
組合活動で「これさえやっていれば良い」というのはありませんが、職場には様々な職種がありますし、病棟などが違えばそれぞれですから定例的に執行委員会などを開いて、情報を集めておくことが重要だと思います。後になって「知らなかった」などということがないようにネットワークをしっかりと作っておくことが重要です。時々、その部署に出向いて「何か問題はないですか?」と聞いておくとかでも十分ですからそんなに難しいことではないと思います。
大体、問題が起きるときというのは情報が伝わっていない部署で起こることが多いですから、日頃からのコミュニケーションがとても大切だということです。単なる飲み会みたいなものでも良いです。顔をつきあわせて話をするというのが大事です。組合員を守ろうとしている労働組合が組合員のことを知らないでどうしますか?組合員の声を聞くように心掛けていてください。
2014-04-15 夜勤問題について
看護師の過酷な勤務の一つに夜勤問題があります。
交代制勤務という特殊な勤務体制で公共労の職場では主に三交代制が取られています。もう一つに二交代制というのもあります。三交代制の方が身体の負担は少ないと言われますが、正直言ってどちらも僕からすれば、ナンセンスな勤務体制です(すみません。看護師さんたちの勤務を意味がないとか言うつもりはありません)。単純な割振りではありませんが、三交代制は1日を三分割し、日勤→準夜→深夜で一回りです。二交代制は日勤→深夜で深夜勤務は何と16時間勤務というものです。
普通人間というか生物は朝起きて夜寝るというのが自然であるのに交代制では勤務時間を一週間の中で変えていくということがそもそも健康に良いはずがないからです。しかし、病院は患者が24時間いますから、交代制勤務を余儀なくされているという職場です。だから交代制勤務者は、健康を削って仕事をしている訳です。それを少しでも身体の負担を減らすために言われているのが正循環勤務というもので、日勤→準夜→深夜の順に交代させることを言います。正循環勤務では次の勤務開始に向けて早起きしないで十分な勤務間隔を取ることがその特徴なんですが、一週間の中で勤務間隔を十分に取って、交代していくと逆に週休2日の様に完全な休みを取り難いということになってしまいます。
この辺の説明をしていくと「ひとりごと」では済まなくなりますが、看護師自らが、この正循環を嫌う傾向があります。そして、きつい勤務となっても日勤→深夜や準夜→日勤をこなして(圧縮勤務と言います)、完全な休みを確保しようとします。それは、自分のためだけではなく、主に家族のためにです。日本医労連は、「交代制勤務者は週32時間勤務を」と言っていますし、公共労も32時間勤務を要求に掲げていますが、せめて、交代制勤務者が休暇を取りやすい環境であれば、正循環ももう少し受け入れてもらえるのではないかと考えているところです。
2014-04-16 勤務間隔を12時間以上空ける。
昨日お話をした正循環勤務も日本看護協会なども交代制勤務者の健康面を考えて提唱しているものですが、それと勤務間隔を11時間以上とすること、というのがあります。
公共労はもう1時間増やして12時間以上とすること、という要求を週32時間勤務とセットに要求に掲げています。理由は昨日お話したとおり週32時間勤務とセットにしないと完全な休日が取り難くなるからです。1日を3ブロックに分けて1週間の勤務を作ってみれば分かります。週40時間勤務のまま勤務間隔12時間以上(つまり正循環)とすると前後に夜勤を絡めない休日は1日ぐらいしか取れなくなります。
しかし、余談になりますけど僕もここのところ業務が多忙で残業が続きますが、残業時間が4時間を超える(つまり勤務間隔が12時間を切る)と途端に翌日に疲れが残ります。こちらは事務系ですから数字の間違えとかで済みますけれども看護師さんはそうはいきません。いかにして疲れを蓄積しない勤務態勢を組んであげる、組める環境を整えるということが大切であるかはいうまでもありません。
2014-04-18 春闘第3回目の団交を行ないました。
昨日(4/17)春闘第三回目の団交を行い、30名近い組合員の方が出席しました。
速報��207にも団交の結果が出ていますが、昨日の団交では具体的な成果として挙げられるものが回答としては得られていません。しかし、看護師の処遇に関しては他の職種(医療職二)との比較で格差があることを認めた発言を得られたことや超過勤務手当の未払いや委員会や研修問題で各病院へ指導することを約束させるなど進展が全くなかった訳ではありません。また、パワハラ等の問題についても早急に指導を行なうよう申入れを行ないました。
年末年始の勤務の重要性について引続き中国支部からの訴えを行い、この問題が公共労にとって重要なことであり、労使で誠実に協議を尽くす必要性を訴えたところです。
春闘はこの団交で一つの区切りとなりますが、問題解決に向けて一層の団結が必要となりますので、今後ともよろしくお願いします。
2014-04-22 春闘での積み残し
週末は大阪に行ってきました。あべのハルカスとか凄い人でした。
春闘における「積み残し」というよりも詰めきれていない内容ということになります。年末年始勤務、早朝勤務に対する手当という点においても勤務の重要性は認識しているが・・・という状況で具体的に今後どのようにするのか?は今後の闘争に掛かっているかと思います。看護師の賃金改善についてもそうです。5年以内の離職者に対し対応を考えなければいけない、ということに関しては共通認識をしているが、対応をどうするのかということです。パワハラ対策や超過勤務手当の未払い問題、委員会や研修の問題なども今後どのようにしていくか、が問われる内容だということになります。
次は6月6日の一時金団交になりますけれど、体制をもう一度立て直し交渉を積み重ねていくことが重要と考えています。
2014-04-28 GWに入りました。
GWといっても前半は飛び飛びなので、ピンと来ません。
こういう連休でお休みのとき、いつも「こうして休んでいる間も勤務しているんだろうなぁ」と思ってしまいます。僕は以前、そういう休みの日の勤務だから休日勤務手当が当然出るものだと思っていました。しかし、交代制勤務者には休日勤務すら出ていないという実態を聞いてビックリしたものです。
それならば、交代制勤務者はそもそも基本給が高くなければ理屈に合いません。夜間看護手当のように割増手当がないからです。年末年始勤務手当はそういう背景の中、生まれた手当だと思いますが、その年末年始勤務手当と早出手当の廃止を巡っては、理事者からの協定破棄などの強攻策などもあり、5年も労使間での闘争が続いています。公共労は止むを得ずGWなども含めた「長期休日出勤手当」と「早朝出勤手当」の新設を要求に掲げていますが、他の職場にはない過酷な勤務に対して割増賃金を支給するという考え方はごく自然なことだとは思います。
もし、それが「病院勤務者は当たり前」という考え方なら当然、手当の廃止提案と同時に「基本給全体の底上げ」が提案されるべきだと思います。この問題は都労委でも争われ、昨年の和解協定(2013/11/26)により今年の11月末までに決着を図らなければならない重要な課題となっています。