伝 言 板
2013-12-30 不誠実団交
正式には「誠実交渉義務違反」と言います。
公共労でも団交の席上で理事者に対し、「不誠実団交だ」と主張することがありますけど、この不誠実団交には以下のものがあります。
1 交渉の当初から労使合意まで持っていく意志のないことを明確にした交渉態度をとる。
2 拒否回答や一般論を繰り返すのみで、問題の実質的検討に入らない対応をする。
3 十分な説明を行わないまま、当初の回答に固執する。
4 組合からの要求、主張に対し十分に回答や説明を行わず、資料提出にも応じない。
5 文書交換による主張のやり取りに固執し、直接交渉に応じないなど、無用な引延しを行う。
6 交渉開始に至る手続問題などを盾に交渉開始を遅らせる。
7 交渉権限のある者が団交に出席しない。など
公共労の各支部で病院側が色々と理由をつけて交渉に応じないというケースが多くなっています。
ある病院で窓口交渉に参加したとき、「窓口交渉ではなく団体交渉を」と要求したところ、「うちの病院には、うちのルール(やり方)があるから」と平気で言う病院管理者がいて呆れたことがあります。
もちろん、支部執行部が強く要求し続けなければ「やらないことが当たり前」になってしまうことになります。2014春闘では、全支部がしっかりと団体交渉を行えるようにしたいと考えています。