伝 言 板
2016-12-05 問題は自分で選択肢があるのか?ということです。
知っている看護師さんが育休から復帰しました。
まだ、育休の期間もあるし、「もう少し休んだら?もっと子供との時間を大切にしてからでも良いのでは?」と余計なことを言いましたが、結局復職されました。「育児を理由に夜勤は免除になるよ」と言いましたが、夜勤も頑張ってする、ということです。
自分で「夜勤免除も受けられるけれど、夜勤はやる」と選択したのなら、仕方ありません。だけど、復職するにあたり「夜勤をしないというと迷惑がかかる」ということなんじゃないでしょうか?
公共労は「年休取得キャンペーン」を9月〜11月までの3か月間実施しました。「キャンペーンのお陰で休暇申請がし易かった」という意見も頂いていますが、「申請してもどうせ取れないから」「職場に迷惑がかかるから」「必要ないから」などの理由でキャンペーンに参加しない組合員も目立ちます。
中には、「申請したら、みんなに迷惑かかるけれどいいのか?」と言われた人もいますが、そういうのは論外です。
問題なのは、「必要ないから」という組合員です。何のためのキャンペーンだと思っているんでしょうか?必要ないのに年休を消化させる訳ではありません。本当に必要な時に取得できる職場にするためのキャンペーンだということが全く理解されていないです。
年休は取りたい人が取ればいい、それにも若干意見はありますが、「取りたい時に取れるが、今は取らなくてもいい、必要がない」というなら構いません。でも、「取りたい時に取れる職場環境であるなら、年休取得キャンペーンなんか必要ありません」
大事なことは、自分で選択肢があるのかどうか?です。実際には選択肢は極めて少ないのではないでしょうか?「休みたいのに休めない」という職場環境を改善するためにキャンペーンをやっているということがなかなか浸透しないのが現状です。結果的には良いんですよ。休めるのに休まないのは・・・。