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伝 言 板


2014-06-03 ちょっと自分のことで恐縮ですが・・・

自分は公共労の東京支部分会の執行委員長を30年ぐらいやっています。

中執になって25年ぐらいでしょうか、長年同じ人がそのポジションを務めてしまうとどうしても行動範囲というか考え方に柔軟性がなくなってしまう。だから、同じ人が長く役職に就かない方が良い。「新陳代謝」が必要だと言っている自分が一番長い、という何て説得力のないことを言っているのか、と思います。

しかし、やはり新しい人の意見を聞き入れ、変えていかなければいかないことがあります。東京支部分会も今では30代以下の人が大半となっていますので「若い力」を受け入れるためにはある程度変わらなければいけない、と考えています。これは、大変難しいことになりますけれど、自分がいる間にしっかりと道筋を作っておかなければいけないと痛感しているところです。

公共労も青年部を再建して10年以上経ちました。今では当時の青年部の人たちが支部で中堅になり活躍を始めています。若手を中心にベテランがサポートしていく体制作りが必要です。


2014-06-08 6月期一時金団交終了

6月6日に団交を行い、6月期一時金とレク休の協定をしました。

合わせて、退職手当制度見直しに関する協定と今後、労働条件の改善に向けて協議する、という確認書を交わしました。一時金については、残念ながら昨年と変わりありませんでした。レク休については日数はそのままですけれど、対象者を「7月1日に在職する常勤職員」としたことで無給休職者も対象に入れることとなり一定の改善が行われました。

公共労は、交渉により合意したことについては協定を締結、合意書を確認することによって一歩ずつ交渉を進めていくという考え方に基づき書面を交わすようにしています。特に退職手当については、協定を締結したことは一つの成果といえます。

続いて6月7日〜8日に行われた中執会議において、この間の交渉での到達点の中から組合員向けに周知を図るという主旨から「公共労からのお知らせ」という各支部の全組合員宛てに通知を行うことを決めました。

中執会議での内容については、また後日触れたいと思います。


2014-06-10 中執会議での議論

中執会議は今後の闘争方針などを話し合うので、なかなかオープンにできないものもあります。

今回の中執会議では、春闘の総括や今後の運動方針について話し合われました。特に7月に行われる大会に向けて、財政方針や運動方針案など、大会での協議内容を討議したところです。

大会までに支部で協議してきて欲しいことを決め、近日中に通知をする予定ですが、この大会でのメインは何と言っても年末年始勤務手当と早出手当問題です。この問題は「秋闘を待たずに決着をはかりたい」と6月6日の団交時に理事者に申し入れています。9月早々に団交を組むような闘い方になるかと思います。

また、この定期大会では、公共労の規約や規程を改正するという大事な議案があります。現在の状況を反映していない規約や規程については見直しを図りたいと考えています。今、改正しないと大変なことになるというよりは、「ここでしっかりと規約や規程を改正して、規約や規程に則った組合運営を図っていきたい」という考えによるものです。規約改正は多岐に及び代議員の皆さんの負担も大きいと考え、議案書とは別に早めに改正案を支部に配布し、協議してきてもらおうと現在改正案を作成中です。

今年は8月にサマーキャンプもありますが、忙しい夏になりそうです(汗)


2014-06-16 大会までに支部で協議しておいて欲しいこと

7月に行われる定期大会では、決めることが沢山あります。

大会で初めて議案書を見て、説明を聞いて意見を出し合っている余裕がありません。大会前に議案書を各支部でよく読んでいただいて大会の代議員に託すようにして欲しいと考えています。

特に年末年始勤務手当と早出手当問題は重要です。各支部で十分な議論を行ってください。また、規約や規程の改正も春闘中央委員会でお約束したとおり提案します。この提案に対しても日頃、見慣れていない規約や規程だと思いますが、執行部でご協議いただきたいと思います。財政方針についても然りです。一年間の活動を支える財政ですから、何となく決まってしまうなんてなことがないようにしてください。

大会では、提案に対する活発な議論を期待しています!


2014-06-18 組合員との距離を縮める努力が必要です。

公共労が団交等で理事者と確認し合ったことがいくつかあります。

それは具体的に協定書や確認書を交わしていなくても「各病院に指導を徹底する」と明言したことなどです。

委員会や研修問題、時間外勤務手当の支払い、有給休暇の取得など多岐にわたるものです。これらのことは、執行部だけが理解していれば良いものではなく、組合員一人ひとりが理解しておかなければいけないものです。

公共労は、そういういくつかの項目について6月8日付けで各支部に対し、「公共労からのお知らせ」というビラを配信しました。全組合員に配布するようお願いしたものですが、先日、ある支部の組合員に聞いてみたら「見ていない」という反応でした。

そこで、確認したところ、執行部で止まっていた支部や部署に一枚だけ配布した支部、掲示板に貼り出した支部など、対応が様々なことが分かりました。要は組合員に周知が図られれば良いんですけど、「ホントにそれで大丈夫なんですか?」と聞きたいです。組合員一人ひとりがそれで理解できるんですか?日頃からの組合活動に理解をしてもらう絶好のチャンスではないんですか?と疑問が膨らむばかりです。


2014-06-25 支部の集会に参加してきました。

週末は、東北、昨日は関東の集会に参加して感じたことは・・・

どこの支部でも執行部の方々は思い悩んでいます。どうしたら良いのか、どうしたら組合員に参加してもらえるのか、などです。支部によって程度の差はありますが、どこも組合活動に対する組合員の反応は希薄になっているというか、執行部と組合員との距離が感じられます。

この距離を埋めることは容易ではありませんが、処方箋はあります。組合員の元に行って話をすれば良いんです。組合員からの言葉を待っていては駄目です。組合員からの苦情があるなんて、そんな良いことばかりではありません。それだけ、組合が信頼されているから苦情が寄せられるんです。寧ろ「何か問題はありませんか?」と尋ねて、やっと口を開いてもらえることの方が多いはずです。

組合員からの声は必ず対応して説明が必要です。せっかく話をしたのに何にも対応してくれなかった。などと思われるのがオチです。そういうことを繰り返して、やっと信頼関係が築かれるんだと思います。「何のためにそんな苦労をするのか」って?組合活動をしっかりやって、職場環境をよくするためですよ。組合活動は他人のためにやる訳ではありません。


2014-06-30 一年間の経過と総括

定期大会の議案書にはこの一年間の経過と総括、運動方針案などがあります。

一年間の経過と総括は、春闘時に秋年末闘争の総括をしていますから、この定期大会に向けては2014春闘の経過と総括を付け加えたものです。

しかし、各支部にお願いしたことや闘争での課題は・・・春闘時に総括したこととどうしても重なってしまいました。それは、僕の力不足というか、公共労の力不足で前進していない現状がそのまま残ってしまったからです。支部に定期的なニュース発行をお願いしたことや学習会、非常勤職員の集会などがそっくりそのまま課題としてあります。中央と支部との連携などもそのままになっています。何もしないで手をこまれいていた訳ではありませんが、現場で取り組んでもらえなかったものです。

これらは、乗り越えて改善していかなければならないことばかりです。今回の定期大会でも引続きお願いしますけれど、一体どうしたら改善に向かっていくのかも一緒に考えていきたいと思っています。