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書記長のひとりごと


2017-08-03 悩みがありました。いえ、今でも悩み続けています(汗)

その病院の現状を聞くと、問題があるのは明らかです。しっかりと組合が病院に申し入れて解決をしなければならないことです。

だけど、執行部は動こうとしません。そればかりか当事者である組合員も動く気配がないんです。実際に目の前の上司に申し入れをするのは難しいのは分かります。だけど、そのことが改善されないままになっていて、離職する人が出ていることも分かっているのに動けない。結構ズカズカと僕は現場に入り、物申して来ました。

「病院のこと分かりもしないのに」という声にも直面することも多かったです。組合活動をする、ということはやはり力を使います。上司とやり合って、悪い印象を持たれるのは職員としては、やり難いでしょう。だからこそ、僕の様な外部の人間が「勝手に問題を取り上げて騒ぐことが必要」とも感じています。

違法なことであれば尚更です。でも、離職してしまう職員でさえ、必ずしも改善を望んでいないケースにしばしば出会いました。「もう良いんです。私もこれ以上、争いたくないですから」と言って辞めていく人を何人も見てきました(泣)お礼を言われても結局辞めていく人たち、そういう人を無くそう、減らそうと思って活動していましたが、僕のそういう動きは必ずしもみんなに受け入れて貰えていなかったと感じています。

僕がいきなり、病院や宿泊施設に出向き、病院長や支配人と直談判するなんてことは有り得ないことです。せめて、そのお膳立ては支部でして貰わないと出来ません。そして、そういうことは結局出来ないんですよね。

だから、病院で解決するべきことでも中央の団交で理事者に言うしか僕には方法が無かったんです。「そういう細かいことは、各病院でやってくれないか?」という反応になることも分かっていながら主張するしかありませんでした。

本来は、そこの現場の声を取り上げて、そこの支部がしっかりと病院と話し合う、それが本当なのは百も承知ですが、支部を動かすまでには時間が掛かりますし、簡単にはいきません。そうこうしているうちに職員が辞めてしまうことを恐れていました。

僕のいる東京支部では、まず滅多に途中で退職する職員はいません(ゼロではありませんが)。女子組合員も結婚して出産して育児休業を取り、育児時間を取って子育てをするのは当り前です。子供が病気になれば看護休暇も取れます。

でも、そんなことが病院では出来ないんです。いえ、勿論そういう方もいます。だけど、看護師さんが夜勤をしながら子育てをするのは並大抵のことではありません。夜勤免除もありますが、そもそも夜勤回数が多い職場の中で夜勤免除を申請して働くことは困難です。「せめて月に1回でも2回でも夜勤をしてくれれば助かる」と言われてしまいます。免除申請を拒否されるということではなく、免除申請をする雰囲気ではないんです。

確かにこれは違法ではないのかもしれませんが、夜勤が出来ず復職を諦めてしまう看護師さんもいることを考えれば、何のために夜勤免除の制度があるのか疑問です。育児休業から復帰するという看護師さんとメールで話をしていても「夜勤免除の申請なんて出来ませんよ」と言われてしまいます。

公共労は毎年「年休取得キャンペーン」をやっています。3か月間でせめて5日の年休を取得しようというキャンペーンです。「キャンペーンのお陰で年休申請がしやすかった」という声も聞きますが、「そもそも年休申請を出来るような雰囲気ではない」という声も聞きます。「年休は年間20日申請出来るんですよ」と言うと、「そんな夢みたいなこと言われても」と困惑されてしまいます。ここでも「現場のことを分からずにやっている」と言う声に直面します。

「自分のやっていることは果たして、みんなの役に立っているのか?苦しめているだけなのか?」と足場を無くした気持ちになることの連続でした。

やはり、外部の人間の言葉は受け入れて貰えないのか?という悩みと闘いながら、2017年度の運動方針(案)と2017秋闘の統一要求(案)がほぼ出来上がろうとしています。少しでも組合員に受け入れて貰えたらと思っています。また新しい闘いが始まります。ガンバレ!