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伝 言 板


2017-06-06 春闘第3回団交終わりました。

『不完全燃焼』「何か足りなかったなぁ」って団交を終えて思います。

おそらく、自分の中にまだくすぶっていて燃えきっていないものがあるのか?公共労という組織にあるのか?答えは「どちらも」なんだと思います。燃えきっていない。そういう表現かな?結果が得られていない状況を考えると「やり切れていない」というものかもしれません。

「不完全燃焼」という状態は残念な結果かもしれませんが、「まだ燃やせる部分が残っている」と考えれば、そう悪いことでもないです。

薪とかでも、最初っから燃やすよりも燃え残った薪の方が火付きは良いですからね(笑)

問題は、誰が火をもう一度点けるか?ですけど、それはおそらく僕ではなく組合員自らです。直ぐに燃やせる状況にはしてあります。だから、これからの取組みの中で解決していかなければいけないです。

決して火を点けて、業火にすることが良い訳ではないです。要は、要求が一歩でも前進して処遇が改善されれば良いんです。

緊急性のある課題が沢山あります。でも、昨年来、何一つ改善されていないのが現状です。中央団交は終わったけれど、病院との交渉はいつでも出来るはずです。こうしている間にも苦しんでいる組合員がいます。執行部の皆さんは今一度問題点を洗い出して、病院と粘り強く交渉して改善を図ってください。「働き続けられる魅力ある職場作り」のための活動を止めてしまっては駄目です。頑張りましょう!頑張らなくてはいけないです。


2017-06-07 夜勤は有害だということ。

人間は決して「夜型人間」には慣れない。したがって、夜勤をしても日中に陽を浴びると、昼型に戻ってしまう。

その昼型に戻ってしまうストレスで寿命が縮んでしまうという。だけど、交替制勤務者の場合には夜勤は避けられない。だから、健康被害を最小限に抑えるために十分に勤務間隔を空ける、連続夜勤をしない。月に8回までに抑える。などの交替制勤務者に対するガイドラインがある。

二交替制勤務と言うのがある。準夜勤務と深夜勤務を一度にやる。日本では世界で類をみない16時間夜勤という信じられない勤務がる。

でも、二交替制だと「週に一回だけ辛い夜勤をやれば良い」と考える看護師さんがいます。そのことは、本当に悲しい事実です。でも、二交替制は連続夜勤であり勤務間隔がゼロです。一週間の中で連続夜勤をすれば、他に休みが取れる、と思ってしまうのも錯覚です。人間は連続業務を10時間以上行えば、集中力を失います。16時間も連続して勤務したら(間に休憩を入れても回復はしないそうです。)、お酒を飲んで酔っ払った状態よりも悪いそうです。

ここに来て「夜勤専従」という制度の話が挙がっています。月に8回以内に抑えようとしているのに月に16回とか夜勤専門に勤務する制度です。

生活のサイクルが交替制のようにコロコロと変わらない。夜間看護手当が多く入る。みんなが嫌がっている日中のリーダー業務や委員会なども免除される。特別休暇も出る、という。

夜勤者は夜間に蛍光灯の光を浴びる時間が長いことから乳がんや前立腺がんの発症率が高いことも知られています。そして何よりも「夜型人間」というものはなく、昼型の人間が夜勤をすることによってストレスが高まり、寿命を縮める。と言われていることに対して、どの様な言い訳が出来るのか?夜勤専従者を入れれば、ひと月に倍の夜勤が出来る訳ですから、他の職員の夜勤回数が増員しなくても減らせることになる。

しかし、希望制とはいえ、辛い夜勤を限られた人間に「シワ寄せ」して良いはずがない。

根本は「夜勤は有害」ということを忘れてはいけない。若い人の中には、賛成する人もいると聞きます。二交替制の考え方と同じです。だけど、「働き続けられる勤務環境」では決してないです。

勤務のスタイルを選択出来る、なんて甘い言葉に騙されてはいけないと思います。身体を過信して粗末にしてはいけないんです。

二交替制にしても夜勤専従にしても、それを選択する人が出てしまう様な今の辛い勤務環境こそが問題であり、それを改善しなければいけないのであって、これらの制度を取り入れることは根本的な解決には全くならないということです。


2017-06-08 「夜勤はやるな」ということですか?

そう言われてしまうと、言葉が返せません。

患者さんを24時間看護しなければいけない病院の現場では、夜勤は止むを得ないと言えます。夜勤を無くすことは出来ない。だから、せめて身体を壊さないように、健康被害の少ない勤務体制を組まなければいけないのだと思います。

実際に二交替で働いている方や「夜勤専従」をされている方には、くれぐれも身体を大切にしてください。としか言い様がないです。

団交でも話しましたが、実際に夜勤回数の多くなっている病棟では、産休に入るギリギリまで夜勤をしていますし、育休復帰後に直ぐに夜勤をしています。僕は「夜勤免除の申請をしたらどうか?」というと「病棟の同僚に迷惑が掛かるから」と返事があります。これで母性保護や次世代育成支援は守られているとはとても言えない状況ではないか、と。

「そんなの絶対にダメだ」とは言えないです。「無理しないでね」というのが精一杯です。一刻も早く、少しでも夜勤回数を軽減してあげなければいけない、僕はそう思います。


2017-06-10 第3回女性部集会を開催。

新横浜で第3回女性部の集会を行いました。僕は、今日の集会に参加して、中華街での夕食交流会には参加しないで帰って来ました。

ホテルは新横浜では珍しい天然温泉のあるホテルでした。この女性部集会は2年前に新神戸で第1回の女性部集会を開催、昨年は金沢で第2回を開催して、今年で3年目になります。

公共労の組合員は8割ぐらいが女性です。多くは看護師さんですが、看護師でも男性看護師が増えているように他の医療職(二)でも女性が多くなっています。公共労は女性の多い組合ですから、是非女性部を確立し、女性が働きやすい職場環境を作って行きたいと考えています。

生理休暇がほとんど取得出来ない職場になっています。病院という職場は母性保護が為されていない職場になりがちですが、看護師さんに切迫早産などの「異常分娩」が多いのには、夜勤問題も大きいですが、生理休暇の様な母性保護が十分ではない(いや、寧ろほとんどされていない)ことが原因です。

「休みたい時に休めない職場」であることが、様々な問題を引き起こしています。

まず、男性・女性を問わず「母性保護」についてしっかりと認識する必要があると、今日の集会に参加して参加者と話をして強く感じました。


2017-06-15 今日は中国支部の定期大会ですかね。

6月から7月上旬にかけて定期大会を行っている支部が多いです。

公共労の会計年度が6月1日から5月31日ということもありますが、7月に公共労の定期大会があるので「その前に開催して欲しい」とお願いしたこともあります。

中国支部は執行部が2年間です。執行委員長や副執行委員長、書記長は1年ですけど、これも「執行部は最低2年やって欲しい」とお願いしていましたっけ(汗)

新執行部になられた方はこれからよろしくお願いします、です。今年の支部大会で役員を降りられる方、本当にご苦労様でした。

ご苦労様ついでにもう一つお願いがあります。執行部を降りられた方たちは、次の執行部を支えてください。出来れば、組合のイベントにも顔を出していただけたらと思います。

「少し組合から離れたい」という気持ちや役員でいる間、「職場に迷惑をかけた」ということで、次の年から顔を見せなくなってしまう人たちが多いのが残念です。是非、培った経験をしまい込むことをしないで、次の執行部の方たちに経験として残して欲しいし、支部の活性化に力を貸して欲しいと思います。考えてみたら、執行部の方たちにはお願いばかりしています(汗)でも、今後ともよろしくお願いいたします。


2017-06-19 先週から今週にかけては・・・

支部の定期大会がありましたが、特に呼ばれることもなかったので、ずっと東京に居ました。

呼ばれるというよりは、押しかけて行ってたものですけどね(汗)

公共労の行事というのもない週だったので、何もしていなかったかと言えば、そこそこ忙しかったんです。それと、東京支部分会の定期大会の準備とかもしなければならず、ここに来て支部の規約とかも改正しなければならなくなっています。公共労の規約改正を懸命にやっている間に東京支部分会の規約を改正するのを忘れていました。まず、場所が都庁の第二庁舎29階から第一庁舎の35階に引っ越していたので規約を変えなければなりません。

今回、規約の改正は執行委員から「変えないといけないんじゃないか」と言われて気が付きました(汗)

こういうことを周囲が気付いてくれるようになったのでとても助かります。僕は東京支部分会の執行委員長を30年近くやっていましたが、当時は規約すら無くなってしまっていて、探すのに苦労しました。古い書類綴りの中から、規約の原型の様なものを探し出して規定したものです。

ここ数年、ようやく周りが気が付いて動いてくれる体制になりました。そうですねぇ、今の様な体制になるには10年ぐらいは掛かりましたかね。

今、支部でも世代交代の時期かと思います。若い人たちをそのぐらいの余裕を見て育ててあげてください。実際には10年も待てないので、サポートしながらになるとは思いますが、「1日にして成らず」です。