伝 言 板
2015-04-04 4月になりました。
どこの支部でも新人歓迎会を既にやっているか、企画しているところだと思います。
新人を取りこぼさないようにしっかりと取り組んでいただきたいと思います。理想は、信頼を得て加入してもらうことなんですが、入職して直ぐに信頼を得ることは容易ではありません。皆さんが自信を持って勧誘することが一番大切です。「仲間を増やすこと」これが大事です。
さて、4月になり、もう東京地方は桜が散っている時期ですが、僕の職場はこの年度末の切り替え時がもっとも忙しいときです。僕も毎日22時ぐらいまで残業しています。昨日も「もう少しやっていこうかな?」と悩みましたが、36協定を考え22時に帰りました。この土日に休日出勤している仲間もいますし、実際、休日に仕事をしないと間に合わない状況に僕も追い込まれています。
しかし、交代制勤務者の皆さんの過酷な労働とは比較出来ないにしても夜22時まで仕事をしていると、帰って入浴して一日が終わってしまいます。それでも僕は直ぐに寝ることが可能ですが、育児をされている方などはそうはいきません。
以前、「パジャマと白衣の毎日」という言葉を聞いたことがありますが、自分の時間が取れないような生活をすることは心身ともに疲弊してしまいます。少しでも毎日の長時間勤務を軽減し、休日を取り、休日に休息を取ることや自分の時間を作ることがリフレッシュに繋がるものだと思います。
まだ、組合としてもやらなければならないことは沢山あるので、少しずつでも活動を進めて行かなければいけないと思っています。
「毎日の業務が忙しいところに組合活動なんて出来ない」という声も聞きます。それは、本当にそのとおりだと思いますし、心が苦しくなりますが、組合活動により少しでも労働環境を良くしようと考えていますので、僕らも頑張りますから出来る範囲で構いませんので活動を続けていください。
2015-04-07 組合の組織率、組合員の加入率
これは、日本全国で労働組合の加入率が下がっているということです。
組織率ということで言えば、公立学校共済組合8病院で労働組合があります。だけど、年々組合員の加入率が減っています。「労働者である以上、労働組合は必要。そして、加入するべき」はあくまでも僕の持論ですが、もちろんそんな単純な考えで加入率の回復というのは難しいと考えています。
公共労では、まず「組合員を守る」これが一番です。そして「一人の組合員のためにみんなで闘う」ことです。組合活動はみんなで納得して考えてやっていく、この辺りでしょうか?なかなか難しいのは。
ただ、加入率が下がっているのは単純な理由ではありません。様々な要素が絡まっている気がしています。原因が分かれば苦労しませんけれど、逆に加入率が上がっている組合にヒントが隠されていそうな気がしています。組合活動は「数が力」でもありますから、少しでも活性化するように努力しなければいけないです。
2015-04-15 週末に中執会議を行いました。
中執会議では、各支部から新歓や支部要求などの状況が報告され、この春闘での継続課題についての協議が行われました。
放射線取扱手当に関する、各病院の体制などもやはり様々で足並みが揃っていません。そもそも危険な業務を行っている職員に支給されるものであり、被曝線量の多寡によって支給されるものではないと考えていますが、その線量を測る体制にそもそも病院によって違いがあるようでは困ります。また、不払い残業一掃に向けての行動も必要であり、今回、啓発ビラを各支部に配付することにしました。今後の闘争としては、年休取得率の向上を図る取り組みのほか、看護師全体の処遇改善への強い取り組みが必要ではないか、ということで中執の意見が一致しました。
長期的な展望に基づく取り組みと喫緊の課題に対する取り組みが必要です。公共労として、政策面での検討が重要だと考えています。今後、各支部の執行部にも協議を求めることが多くなるかと思いますが、ご協力をお願いします。
未だに年度末の仕事に追われていますが(汗)、組合の歩みは止められません。「一歩一歩進めていく」ことを考えて頑張りたいと思います。
2015-04-19 役員セミナーで松島に行ってきました。
日本医労連主催の役員セミナーが宮城県松島で行われ、日帰りでしたけど参加して来ました。
東北地方は桜が咲いてますね。でも思ったより暖かかったんです。地元の人に聞くと「今日は特に暖かい」という話です。仙石線に乗っていると、石巻の被害とかを思い出します。山形にはよく出掛けていますが、こちらの方に来ることは滅多にないんです。だけど、ここ3〜4年で4・5回は来ています。震災のこともありましたし、プライベートでもちょうど来る機会が続いたからです。
役員セミナーでは、講師の方たちが労働組合の必要性を長い歴史の観点や今の社会情勢からも説明していただき、大いに励まされましたが、一方で「どうしてこういう風に職員に説明することができないのか」と自己嫌悪に陥ってしまいます。厳しい労働条件を改善していくうえで労働組合の存在は不可欠なのに組合に加入させられないという力不足に改めて気付かされますが、おそらくそれは自分たちの努力不足なんだろうと決意を新たにしました。講師の方の「人間らしく生き生きと働き続けられるために労働組合は必要なんだ」という単純明快な理屈をしっかりと自信を持って言えるように頑張らないといけないです。セミナー参加者は若い人たちが沢山いました。今、役員の若返りが著しい中、僕らが先輩たちの思いを受け継いでいかなければいけないです。
2015-04-24 山形に行って来ました。
山形の気温は23℃とかでとても暖かい日でした。桜ももう終わりですかね。今年は例年よりも早かったそうです。
執行部の方たちと話し合いをした後、新人歓迎会にもお邪魔しましたが、新人の方たちの話を聞いているととても心が和みました。「どうして看護師になろうと思ったの?」と聞くことが多くなっているんですが、親戚に看護師の方がいたとか家族に病人がいて、優しい看護師さんに憧れてとか様々な理由があります。
「皆さんは夢を持ってこの職に就かれました。その夢をサポートするために労働組合があります。健康で働き続けられる魅力ある職場を作る」ために頑張っています。いつでも相談してください。皆さんは一人ではありませんから」この人たちが明るく働ける職場にするためにも頑張らなきゃいけないと強く感じました。