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伝 言 板


2015-03-04 春闘団交1回目終了

本日3月4日に春闘第1回目の団交が行われました。

この春闘では、少なくとも3つの前進と取れる回答が得られています。しかし、何と言ってもこの春闘では看護師さんの賃金・労働条件改善が重点課題であり、そこが改善されなければ疲弊した看護師さんたちが持ちません。それと、早出手当の協定が3月末で切れてしまうことも問題です。これら2点のことについては、今日の団交では解決の糸口さえ見つからない状況でした。次回3月18日の第2回目の団交でどこまで追求できるか?結果を残せるかが掛かっています。公共労も総力を挙げて頑張らないといけません。一致団結して頑張りましょう!


2015-03-09 週末は福山に行ってました。

ここのところ、福山に続けて出掛けています。

東京からは4時間ぐらいでしょうか。それでも西方面だと新大阪や京都に出掛けることが多いので、福山までは結構時間が掛かる気がします。ここを本部団交だと日帰りするので大変です。忙しい仕事の合間に職場を留守にして、団交に参加する組合員のためにも団交では成果をあげなければならないといつも思っています。

勿論、自分が成果をあげられる訳ではありませんが、運動方針や統一要求を協議して決定していく過程に大きく関わっているだけにその責任の重さは感じます。たとえ少しでも組合員のためになることを勝ち取っていかなければならないです。先日の中央委員会で秋年末の妥結内容に対して支部から不満が出ましたが、「一人あたり1,000円支給する」みたいな具体的で分かり易い成果はなかなか得難いという現状があります。中央で妥結してもそれを支部でしっかりと物にする努力も必要になります。それでも実効性のあるもので協定していく、そのための確認を中央でしっかりとするというのが重要なことは言うまでもありません。支部によって対応に差が出ないように交渉していきたいと思っています。必要があれば、いくらでも支部に説明に伺い、組合員の理解に努めたいと思います。


2015-03-17 急に春めいて暖かくなりました。

春闘も詰めの段階に入ってきました。

2月の中央委員会で運動方針や要求を固めて、この春闘を闘っている訳ですが、それなりに成果も少しずつ表れてはいるかと思います。だけど、根本的に医療現場での厳しい状況を改善するところにはなかなか至らないというジレンマも感じています。

交渉で得られるもの、それはそれで価値あるものが得られたとしても、それがどこまで改善として受け止められるのかが問題です。今はそれぐらい切羽詰まった状況だと言えるからです。賃金面もそうですが、労働条件、職場環境を変えていかなければ「力尽きて」辞めていく人が後を絶たない状況をなかなか変えることが出来ません。もう少し待って欲しい。だけど「だから頑張って欲しい」などとはとても言えない。既に限界まで頑張っているからです。でも、何とかしなければいけないです。


2015-03-21 春闘団交終了しました。

3月18日の団交で公共労は3つの協定を締結、確認書を一つ取り交わしました。

ここで取り交わした協定は、どれも処遇改善がされたものであり一定の前進が図られたものです。ある意味、この春闘では成果があったと言えます。言えますが、今回の協定で疲れ切った看護師さんたちを救えるものだったのかは疑問です。と言うより「何がどう良くなったのか?」と考えると暗い気持ちになってしまいます。いえ、勤続3年で看護師さんに特別休暇3日付与も子どもの看護休暇の対象となる子の年齢を6歳引き上げたこと、放射線取扱手当を改めて新設したことは少なからず改善が出来たいえるんですが・・・。

もう一回体制を立て直し、根本的な労働条件改善に向けて闘争を組み直しする必要性を痛切に感じているところです。これから次の秋年末までしっかりと活動をしていかなければならないです。組合員から「一体いつになったら」と言う声が聞こえてきそうです。

しかし、いずれにしても歩みを止める訳にいきません。以前、医労連のシンポジウムでパネリストの方が話されていましたが、「あまり最初から高望みしない、一歩一歩進めて行くことが重要!」「短期決戦だけではない、長期的に構えて戦略を考えろ!」という言葉を胸に、これからも組合員の力を結集して頑張りたいと思っています。やらなければいけないことは沢山あります。


2015-03-25 年休を取り難いということ

看護師さんたちは、本当に年休が取れないと言います。

年休が取れない?年休の申請ができない?申請してもダメだと言われる?確かに人員不足ですから、年休申請がし難いというのは分かりますが・・・申請してもダメだと言われる?はかなり問題です。実際に交代制勤務などの場合、迷惑を掛けたくないということなんだと思いますけれど。

平成26年の年休取得日数とかを見てもほとんど改善が見られません。勿論、公共労は人員不足の解消を訴え、年休の取得しやすい職場環境にすることを要求しています。だけど、職場環境がなかなか改善されないばかりか、悪化しているところも見受けられます。

せめて、休みたいときに休める職場環境に変えられれば、疲れ切って辞めていく看護師さんも減るんだろうと思っていますが・・・。一歩ずつ少しずつでも変えていかなければいけない問題です。労使が知恵を出し合っていかなければ解決への道のりはあまりにも遠いです。


2015-03-31 もう年度末です。

早いもので、今年も3か月が過ぎてしまいました。東京地方も桜が満開です。

先週末に大阪に行ってきました。大阪宿泊所は今、耐震工事の最中ですが、喫茶コーナーをレストランにしたり、工夫して一部営業を行っています。その逞しさには脱帽ですけど、心配なのは職員が年休を全く取れていないこと、週休を取るのもままならず働いていることです。

「働かされている」というより、「働いている」という表現の方が正しいのかもしれませんが、職員に話を聞いてみると、やはり「休みたいときに休みが取れればどんなに良いか」と、ここ数年、年休を1日も取っていない職員の本音が伺えます。

当然ながら「サービス残業」も多く、施設を守ろうとして必死になって勤務している姿勢には感嘆してしまいます。ですが、やはり身体をこわす職員もいますし、健康を守るため、生活を守るための最低限のルール作りが必要なのは間違いないです。団交にもなかなか応じてくれず、8月に要求した団交が延び延びになっていますが、職員にも必要性を説き、何とか来月には団交を行うことを確認してきました。

年度末となると、僕らもとても忙しい時期になります。4月には新入職員が入職し、新人勧誘など大切な組合のイベントがある一方で、今日で退職する人もいます。定年退職される方には本当にご苦労様と言いたいし、途中退職される方には「これからもお元気で頑張ってください」と言葉を掛けますが、一方で「助けてあげられなかったのでは?」という後悔もあります。

労働組合は組合員を守ることが一番の使命だと思っています。だけど、途中で退職される方が後を絶たない現状を少しでも変えていかなければいけないです。経験を持ち、優秀な人材が辞めていくことは組織にとっても、その職場にとっても大いなる損失だと思います。