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伝 言 板


2015-03-31 もう年度末です。

早いもので、今年も3か月が過ぎてしまいました。東京地方も桜が満開です。

先週末に大阪に行ってきました。大阪宿泊所は今、耐震工事の最中ですが、喫茶コーナーをレストランにしたり、工夫して一部営業を行っています。その逞しさには脱帽ですけど、心配なのは職員が年休を全く取れていないこと、週休を取るのもままならず働いていることです。

「働かされている」というより、「働いている」という表現の方が正しいのかもしれませんが、職員に話を聞いてみると、やはり「休みたいときに休みが取れればどんなに良いか」と、ここ数年、年休を1日も取っていない職員の本音が伺えます。

当然ながら「サービス残業」も多く、施設を守ろうとして必死になって勤務している姿勢には感嘆してしまいます。ですが、やはり身体をこわす職員もいますし、健康を守るため、生活を守るための最低限のルール作りが必要なのは間違いないです。団交にもなかなか応じてくれず、8月に要求した団交が延び延びになっていますが、職員にも必要性を説き、何とか来月には団交を行うことを確認してきました。

年度末となると、僕らもとても忙しい時期になります。4月には新入職員が入職し、新人勧誘など大切な組合のイベントがある一方で、今日で退職する人もいます。定年退職される方には本当にご苦労様と言いたいし、途中退職される方には「これからもお元気で頑張ってください」と言葉を掛けますが、一方で「助けてあげられなかったのでは?」という後悔もあります。

労働組合は組合員を守ることが一番の使命だと思っています。だけど、途中で退職される方が後を絶たない現状を少しでも変えていかなければいけないです。経験を持ち、優秀な人材が辞めていくことは組織にとっても、その職場にとっても大いなる損失だと思います。