伝 言 板
2015-02-02 あっという間に2月です。
1月は早かったですね。春闘の準備やら忙しかったこともありますが・・・
ここのところ、中央や支部の交渉でなかなか進展しないことが多いです。(今に始まったことでもありませんけど)こうして交渉していても埒があかないと、交渉によって解決を図ろうとするよりも「強硬路線」の方が良いのでは?という声も挙がります。
昨年、10数年ぶりにストライキも決行しておきながら今更ですけど、問題解決は交渉によって図る、図れるというのが信条です。使用者・管理者と労使は相容れないものもありますが、その施設を守ろうとすることにおいては、方向性は一致するものと思うからです。
交渉によって、いかに腹を割って話をできるようにするかが重要だと考えていますが、「甘い」とも言われてしまいます。その辺の兼ね合いは、なかなか難しいです。
言わなければ、いけないことはしっかりと言う。その上でお互いが妥協できるところを探すというのが、僕としての一番の理想なんですけど、それが困難であることは言うまでもありません。
2015-02-07 福山に行ってました。
中国中央病院の旗開きには、組合員が70人程度集まったでしょうか?
来週行われる春闘中央委員会で協議される春闘方針・統一要求についての説明をして、それから公共労のこれからの課題を話して来ました。春闘方針については、やはり看護師さんの過重労働を解消するためには人員を増やすこと、深刻な人員不足から抜け出さなければいけないこと、また、それだけではなく業務改善などにより「やること、やらなくてもいいこと」を考えて、どうしたら看護師さんの負担を減らすことが出来るのかを真剣に考えなければいけないんだという話をさせていただきました。
この春闘では他にも課題は沢山あるんですが、まずは緊急性の高い問題から取り掛からなければいけません。看護師さんは疲弊していて、もう限界です。
2015-02-15 春闘中央委員会終了しました。
2月14日〜15日にかけて春闘中央委員会をホテルマイスティズ御茶ノ水で開催しました。
この春闘での方針や要求を固めるための中央委員会でしたが、規程改正2件、提案2件、支部で協議してきてもらったこと4件を協議し、時間ぎりぎりまでしっかりと熱心な討議が出来ました。
以前は、出席した委員からの意見が少なく、発言を促すことに苦労していましたけど、昨年の定期大会から支部活動が活性化されたからか、出席した委員からも様々な発言があり、集約し甲斐のある会議になりました。
やはり組合活動を通じて運動に対する意識が高まったことが大きいんだと思います。委員会の合間にも出席した委員から色々な質問を受け、若い人たちが真剣に組合活動に取り組もうという姿勢が伺えます。この半年間で公共労全体が大きく成長した手応えを感じます。「まだ早いかな?」と勝手に思っていた新たなステージに既に各支部の執行部が上がっている状態です。
中央委員会でも言いましたが、自分たちの運動に確信を持ってこれからも課題解決に向けて頑張りましょう!!
2015-02-18 この中央委員会で感じたこと
今年の春闘中央委員会では、各支部から秋年末における活動報告をしてもらったんですが。
様々な取り組みの中でもとても重要なキーワードがありました。一つは署名を一人ひとりからしっかりと説明してもらったこと、そのことにより執行部と署名した職員とのコミュニケーションが図れたこと、そして署名の重みを感じて運動に弾みがついたことです。そしてもう一つは、職場集会などを開いてもなかなか集まらないので、執行部が職員の帰宅を狙って更衣室の前や出入口でいわゆる「出待ち」をして、会場に呼び込んでマンツーマンで話をして、ようやく理解してもらったことやその際に、様々な職場での悩みなども聞けて運動が広がったことです。
これら二つのことには共通点があります。それは、執行部から職員への一方通行ではなく、一人ひとりの顔を見ながら会話ができたこと、そして、執行部が活動していることを職員に「見せた」ことです。
組合活動の原点というか、基本になる活動を行った支部は益々結束が固まったと思います。
昨年の定期大会から「ニュース発行」をちゃんと継続し、目標は最低月に1回発行でしたが、半年間で13部発行している支部もありました。「組合員に情報を伝えて組合活動に参加してもらう意識を高める」ということもとても重要だと思いました。
よその支部の良いところを真似て、更に支部活動を活性化して欲しいと思います。頑張ってください!
2015-02-24 2014・2015給与改定妥結しました。
昨日2月23日の本部団交にて2014・2015給与改定については妥結しました。
2015給与改定は減額改定になるもので、その経過措置についての交渉を行っていましたが、経過措置については3年間ということで協定し、その3年後までに改めて協議を行うという確認書を取り交わすことで合意に達しました。これで3月給与の支給時に2014の給与改定差額が支給されることになります。
問題となっていた、年末年始勤務における交替制勤務者の取り扱いについても交渉記録の確認という形で書面を取り交わし、一病院だけ休日給が支給されていなかった問題も一定の解決が図られました。来週から春闘の団交が始まりますが、その前にある程度ケリがついたことは良かったと思います。
今回は、組合活動について一言です。昨年の定期大会以来、公共労は闘争を強化し、年末にはストライキも決行しました。各支部の執行部の皆さんには大変忙しい活動だったかと思います。これらの闘争によって、勢いが付いた支部が見られる反面、「仕事が忙しく組合活動がしんどい」という声もちらほら聞こえてきます。職場の中で業務を行いながら、業務が終わってから残って組合活動をするのは決して楽なことではありません。執行部の協力や組合員からの支援がなければ、ただただ役員が苦労する組合活動になってしまいます。
組合活動を続けるのは楽なことではありませんが、本来の組合活動は大変な中でも仲間との繋がりが見いだされ、様々な経験や発見もしてやりがいもあるものだし、時には楽しい時間も過ごせるものでなければいけないと思います。少し疲れているかな?という執行部の役員には「組合活動は義務なんかではなく、権利なんだ」ということを理解して活動して欲しいし、時には楽しみも見つけて欲しいと思います。若い組合員にはもっと「夢のある活動」が出来るように工夫してみてください。応援できることはいくらでも応援します。疲れたときには少し休んでもいいんです。長い目で見て継続していける組合活動を目指してください!