伝 言 板
2016-09-06 国際シンポジウム
「看護師の夜勤交替制労働の改善を目指す2016年日本医労連国際シンポジウム」に参加して来ました。
最後の夏休みを使って参加したこのシンポジウムですが、ILOのほか、オーストラリア、フランス、韓国の医療労働の役員がシンポジストとして行われ、それぞれの国の看護師の労働実態などについて発表する、僕らはレシーバーで同時通訳を聞きながら発言を聞くというスケールの大きな催しでした。
「看護をするために自分の命をかける看護師」「自分の健康を犠牲にして患者を守ろうとする看護師」「病院に這ってでもいく看護師」「時間外勤務手当を請求しない看護師」国は違って、程度の差はあっても、少しでも処遇改善をしなければいけないと考える看護師像がそこにありました。
ILOの医療専門官が言う「看護師は、患者を守る前にまずは自分の健康を考えなければいけない。自分の健康を守るのは基本的人権」という当たり前の言葉が僕には新鮮でした。
無理して、中国支部や四国支部からも看護師さんに参加してもらいましたが、彼女たちの心に何が届いたでしょうか。看護師さんたちの意識改革が必要なことを改めて痛感しました。
2016-09-10 四国支部に行ってました。
新執行部の皆さんとの話し合いと看護師問題ということで看護師さんにも集まってもらいました。
内容的には秋年末の闘争について話をさせてもらいましたけど、この支部は若い執行部で活気がありますね。先々週のサマーキャンプも元気な四国支部を反映したものでしたけど、今一番勢いのある支部ではないかと思います。
終わった後の交流会「一致団結会」ですが、とにかく盛り上がっていました。40人以上集まりましたかね?「こんなに大勢集まるのは久しぶり」と言ってましたけど、話している内容を聞くと、お互い職種も違うのによく知ってますね。おそらく小さい集まりは日頃からやっていて、仲も良いことが伺えます。
お互いのことをよく知っている、というのは組合活動においても大変重要なことです。この支部だけは、ここ5年で組合員数も増やしています。組合員同士のコミュニケーションが大事なことがよく分かります。
2週間の間に瀬戸大橋を2回も渡るのは貴重な経験でしたけど、四国まで行き、四国支部の頼もしさも感じることが出来ました。
2016-09-13 正直言って、分からなくなる時があります(汗)
今、自分が考えていることが、本当に組合員の総意に沿っているのかどうか。外れているんじゃないかと・・・
僕は、病院職員ではないので、病院職場の実態は話でしか聞いていません。そこで、組合員の皆さんがどの様に感じているのか?は聞いた話から想像するしかない訳です。みんなに色々と聞きながら進めているんですが、もちろん、「僕の」というか公共労の運動方針とは違った考えの組合員もいます。
先日、以前執行部だった人から「変わらないですね〜」「ぶれない姿勢に感心しました」と言われました。僕自身は、「ブレブレだし、自信の欠片も無くしていますよ」と言ったら「そういう素振りも見せないことが凄い!」と言ってましたが・・・今考えれば、決して褒め言葉なんかじゃないんだろうと思います。
組合活動は組合員の総意によって決まる、だからどんどん変わっていくところもある。と思いながら、頑なな姿勢でいる自分を感じることがあります。
でも、組合の基本は組合員を守ることであり、働き続けられる職場にすること、なんじゃないかって思っています。
残念なことに、なかなか組合員の意見とかを直接聞く機会が少ないです。各支部に回り、たとえ数人でも組合員と話したいと思います。メールとかではなかなか本音が聞けないです(泣)
2016-09-18 もう20年以上も前のことです。
公共労の活動をどう活性化するか?ということで前任の書記長と話をしました。
当時、僕はまだ病院関係の組合活動にはほとんど関わりもなかったんですが、「若手を育てたい」ということで、青年部活動をサポートし、以前やっていたというキャンプを再興しました。当時、以前キャンプを経験した人たちの話を聞き、関東でキャンプをやりました。バーベキューをやり、お釜でご飯を炊き、カレーライスを食べ、ニジマスつかみをやったりキャンプファイヤーをやったりと「手作り感」いっぱいでやった覚えがあります。
それからキャンプは各支部持ち回りで2年に一度やるようにしましたけど、主体的に動く組織を作ろうということで、青年部を立ち上げました。今、割と青年部は認知されてきました。これからもっと青年部には活躍してもらおうと思っています。
昨年、女性部を立ち上げました。まだ、組織はなく、年に1回集会を開催する程度です。今年、あまり機能していなかった「看護部」を確立しようと頑張っています。看護部は数も多く力はあるけれど、残念ながら目立った動きが出来ていません。
来週、看護部集会もありますが、今後の活動を決めていく大事な会議になります。青年部が盛り上がったのは、やはり楽しいからだと思います。深刻な看護師の処遇問題を話し合わなければいけない状況下でどうやって、継続出来る体制を作っていけるかがカギになります。
2016-09-30 もう9月も終わります。
9月とにかく忙しかったです。仕事も忙しくて、そうなると組合活動は週末にありますから、どうしても土日が潰れます。
土日を組合の会議などに設定すると、組合役員も大切な休日を使ってしまい、看護師さんとかは夜勤明けで参加したり、会議が終わってから夜勤に入ったりしているのを知ると申し訳ない気持ちでいっぱいです。
本当は貴重な休日を使わせたくない、もっと休暇を取れる職場にしたいと活動するのに休みを使わせてしまうことが心苦しくてなりません(泣)
メールの返事が深夜だったりすると、組合活動を「させてしまっている罪悪感」の様なものまで感じてしまいます。
僕も8月のサマーキャンプ以来、土日を使っているのでなかなか連休とならず、朝寝坊も出来ない状況と新幹線での移動による腰痛に悩まされてはいますが、おそらく病院勤務の方の疲労に比べたら大したことはないんだと思っています。
秋年末闘争で頑張りましょう!10月はもっと忙しいです(汗)