伝 言 板
2016-01-05 今、春闘に向けて支部代表者会議の議案書を作成しています。
2015秋年末闘争の経過と総括を作るにあたり、定期大会や秋の支部代表者会議の報告書を見直しました。
自分の発言や提案の原稿などを読み返すと、定期大会や秋の支部代で自分がどう発言したのかが分かります。定期大会で課題を挙げ、取組みを決め、また支部代で課題を挙げて取組みを提案していますが・・・。
課題として挙げたものの一割も解決していないでしょうか。様々な取組みをして検証も行って、問題点が浮き彫りになっているのに相変わらず解決していないことばかりです。それは医療現場などの職場環境が改善されていないこともありますし、各支部に依頼した取組みが成果となっていないこともあります。
毎回、毎回同じようなことが問題として残り、解決していないということが分かりますし、自分自身の「進歩のなさ」にも呆れるばかりです。
同じやり方だからでしょうか?切り口は変えているつもりなんですけど。結局は自分の限界の様なものを感じてしまい、毎回この議案書を作成する作業に入ると、打ちのめされるばかりです。
しかし、闘争はこれからです。今、挫けている訳には行きません。この春闘を闘うに当たっては、各病院に行き、執行部や組合員と話し合いをして、今後の闘争を組み立てていくつもりです。
僕自身がひたすら喋るのではなく、少しでも執行部や組合員の意見に耳を傾けたいと思っています。公共労ニュースの新年号にも書きましたが、僕が書記長でいられる時間は限られています。だから、必死になって頑張りたいと思います。
2016-01-12 福山に行きました。
最近は、よく福山に行くことが多くなっていますかね。今回は看護部に集まってもらい、話し合いをしたんですが・・・。
看護師さんの中では様々な問題があります。それをうまく声にすることが出来ないと言いますか、諦めてしまっていることとか多いのかな。諦めていないまでもそれをどの様に組合活動にしていったら良いのかとか、そういう観点で考えていないとなかなか解決しないことが多いですね。
勿論、その部署であったり、そういうところでは意見も挙がっているんだと思いますが、具体的な解決策を考えれば要求は自ずと見えてくるんだと思います。でも、ここの病院の看護師さんたちは活気があります。もっとしっかりと取り組んでいけば改善出来るのではないかと・・・。こういうことを一つ一つ取り上げていくのも僕らの大事な役割です。
今年の春闘は看護師の処遇改善をしっかりと訴えて、進めて行きたいです。
2016-01-13 時々驚かれるっていうか、信じてもらえませんが。
僕は、普段は普通に仕事をしています(汗)それも結構忙しいんです。これが・・・
今の時期はちょうど当月の業務と先月の締め処理が重なり、一番忙しい時です。こんな時に団交とかが入るからまた大変なんです。
仕事的にはまるまる居ないという日を作り難いので、組合のことでも午後からとか、宿泊しても午前中に戻って仕事をすることになります。したがって、金曜の午後とかが都合が良かったりしますけど、1〜2月は殆ど金曜日が埋まっている様になってしまい、同じ係の人たちには相当迷惑を掛けているんです。
同様に家に居ないことが多いですから、夏休みとかは家庭サービスみたいなこともしないといけないということで、優先的に取らせてもらったりしているので、迷惑を掛けている上に勝手に休ませてもらったりしています。
しかし、組合活動をしている上では交替制勤務の方たちの方が遥かに大変でしょう。夜勤明けとかを使って参加している看護師さんとか多いので、申し訳ない気になります。
交替制勤務の看護師さんは、土日を組合で使いたくないと言いますが、それも職場の状況によって異なります。
職場を空けることが大変なことは言うまでもありません。それならば僕から行った方が早いかと思い、出掛けることが多くなっていますけど、勤務終了後に集まってもらうこともやはり申し訳なく感じることが多いです。
どうにか、そういう忙しい人たちの声を代弁したいと考えていますが、やはり、それでも忙しい中でも会議とか団交とかに参加してもらい、発言してくれることが重要です。
このジレンマみたいなものと闘っています。勤務軽減というか、勤務条件を改善するために結局、大変な思いをさせてしまっていることが心苦しくて仕方ありません。
僕なりに頑張ってはいますけど、なかなか処遇改善には繋がりません(泣)
2016-01-26 山形に行って来ました。
先週末に山形に行ってました。大雪とも重なり、すれすれのところで何とか無事に行って帰ってくることが出来ました。
この秋年末の闘争を継続し、春闘に繋げていきたいと思って、各支部の執行部の皆さんと話をして来ていますが、厳しい言葉もいただいています。
組合活動に関することで、やはりなかなか思うように活動というか闘争が出来ていないだけにお叱りをいただくこともよくありますが、当面する課題が解決していないだけに思い悩むことも正直言って多いです。
病院によりますけど、処遇改善が進まないことの多くは人員不足による労働環境の悪化が原因の一つです。夜勤回数の問題や年休取得率の向上などはその最たるものです。
しかし、人員不足による夜勤回数の増や休暇が取れない、勤務過多となっている状況は離職を招き、負のスパイラルを産みます。たとえ、新しい人が入ってきても効率は悪く、ましてや募集してもなかなか思うように人が集まらないようだと「現在勤務している人をいかに大切にするかが大切」なのにそれが出来ないでいます。
病院が頑張っているのに人が集まらないのではないです。その前に労働環境が悪化してしまっているから人が減り、集まらなくなるってことに病院が気付かないのが不思議です。というより信じられないです(山形の病院の話ではないです)。
看護師さんたちの悲鳴が聞こえてきます。助けなければいけないです。