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伝 言 板


2015-07-13 週末は神戸で定期大会でした。

定期大会は、公共労の最大決議機関なだけに準備も大変でした。

心配性なので、余計なこともかなりしているんだとは思いますが・・・要点だけに絞って大会をやった方が大会としても盛り上がるのかなぁ。少なくとももっと討議する時間が取れたのかもしれません。大会自体は支部からの活発な意見交換も行えて時間が足りないぐらいでした。しかし本来するべき支部への丁寧な説明とかは出来なかったんではないかという反省が沢山残ります。

大会までに支部で協議してきてもらうことなどについても事前に出していましたが、狙いほどはうまくいかなかった感じもあります。

「うまくいかなかった」というと「どう進めようとしたのか」ということになります。公共労には様々な課題があります。それは、決して中央で「こうしたら良い」とかの指示で事が図れるものではないと思っています。だから、「支部としてはどうしたら良いのか?」ということを確認したいことなども多かったんですけど、なかなか一堂に会しての定期大会では個別案件を取り上げている時間もなくて未消化なものが残ってしまいます。

せめて、それなら「最低限支部としては何をしたら良いのか?」ということを確認したかったんですけど、それすらうまく決められなかったし、伝えられなかった気がしてならないです。難しいです。本当に組織運営をうまく進めて行くというのは難しい、ということで正直言って途方に暮れています。


2015-07-17 この「ひとりごと」について

この「書記長のひとりごと」は、組合をやっていて感じることがあまりにも多くて、だけど実際には話をする機会が少ないので書き始めたんですが・・・

時には組合員と対話するつもりで書いていました。組合の執行部には「書記長通信」というのを発信していたので、組合活動に関するお願いとかはそっちで発信するようにしました。この「書記長通信」は1年で60号発行したところで一応止めました。書記長であるなら執行部に直接話をすれば良いので二重に語る必要もないし・・・公式の見解とずれそうになるのが怖いというのもあります。

常に「本音」があります。だけど、書記長としての発言は「やはりこうだ」というものがあります。そうは言いながらも、僕が「やはりこうだ」と発言してもなかなかうまく伝わらないという思いでした。

おそらく、僕が勝手に考える理想が執行部や組合員の置かれている現状とかけ離れていたのであって、僕の「一人よがり」だったからなんだろうという気がしています。「無理です」という言葉をよく聞きますが、「やってみないと分からないだろう?」という僕の言葉が結局、執行部を苦しめてしまっていたんだと感じています。

「職場に労働組合が必要なんだ」ということを説明できない、という執行部に対しても「労働組合のない職場なんて考えられない」としか言えない僕の言葉は理解されないものなのかもしれません。

労働組合の必要性、そしてその活動の中で得られる貴重な人間関係を話してもなかなか今の組合員には分かってもらえないようです。

だけど、少なくとも僕にとっては組合活動があったからこそ知り合えた人たちが沢山いるし、職場を越えての仲間の存在は大事な宝物のようなものです。

組合活動を通して知った先輩が、この7月末で辞めてしまいます。僕に様々なことを教えてくれた人で、そしてその人にはよく叱られました。時には反発もありましたが、組合に対して清廉潔白を貫いたその人の生き様は鮮烈であり、感動すら覚えます。こういう人を知れただけでも、自分の人生の意義を感じてしまいます。なるほど、「組合活動は人と人との繋がりがもっとも大事だと」いつも自分が言っている言葉に頷いてしまいます。

世代が違う人たちとの繋がりも僕にとってはとても貴重なものです。こういう経験が出来る自分は本当に幸せなんだと思います。

ある時に職場の後輩から突然、「「書記長のひとりごと」読んでいます。」と言われてビックリしたことがありました。本当は・・・みんなが元気でいてくれれば、他に言うことないです。「健康で魅力ある働き続けられる職場づくり」は、とても難しいです。僕が書記長になってからも実に多くの人たちが辞めていきました。そういう意味では何も出来ていないです。誰も助けることが出来ていないです。


2015-07-21 ひとりごとなんで聞き流して欲しいところもあります。

信念とかで組合をやっている訳じゃないです。どちらかというとそういう感情とは無縁です。

なぜやっているかというと・・・やっぱり理屈に合わないことは嫌だし、正しいことは正しいんだと思っています。「組合活動なんか面倒だ」と言える人は実はそれなりに恵まれた環境にいると感じている人が多い(実は決して恵まれていない)んですが、困っている人が我慢できずに辞めていく、本当はこの仕事が好きなのに辞めていくのは納得がいかない、などと思ってしまうからです。

助けてあげたい、とかいうものともちょっと違う。そういう理不尽な状況が嫌いです。何故もっと声を出さないのか?と考えてしまうけど、声も出せないで辞められていくのは何とかしないといけないって思います。だから代わりに声をあげるんですが、「本当にこれで合っていますか?」と確認しないと不安になります。

人前で話すのが苦手だとか人と話すのが苦手とか言ってられない状況です。一番苦手なことを懸命にやっています。

でも、先日ある人から「話が長い。回りくどい」と言われました。話さなきゃいけないと思っているうちに話が長くなっていたようです。しばらく黙っていようかな。でも、やっぱり話してしまうだろう。いつまでこんな苦手なことを続けているのか、と途方に暮れてしまいます。

さあ、定期大会も終わりました。これから秋年末闘争に向けての活動が始まります。8月は少し夏休みとしたいところですけど、やらなければいけないこと沢山あります。そうそう休んでもいられないです。


2015-07-29 考えても考えても・・・

考えが尽きないというか。いつまでもずーっと考えてしまいます。

定期大会が終わってから、議案書の修正や財政方針の変更、規約・規程を直したりしながらまた考えてしまう。医労連の大会に参加して様々な代議員の発言を聞いていると、また考えてしまう。悩むというより、あーしたら良いのかとかこうしたらどうなのかとかが浮かんできます。

勿論1日中考えている訳ではありませんけれど、各支部のこととか今後の闘争のこととかを考えていることも多いです。

定期大会の開催報告がなかなか出来上がりません。大会第1日目までは終わりましたが、一番問題な運動方針とか財政方針とかが残っています。

大会の報告を作るよりも色々とやらなければならないことに気付いてしまい、あれこれとやっているうちに7月が終わってしまいます(汗)

この時期って、秋年末の前で検討することとか山積みなんですよねぇ。変えなきゃいけないことも沢山あるのに考えている時間が・・・足りません(泣)

まず、行動しないと!