トップ «前の日記(2014-08-17) 最新 次の日記(2014-08-24)» 編集

伝 言 板


2014-08-21 パワハラ問題について

どうしても病院内でのパワハラがなくなりません。

今年、日本医労連が行った「看護職員の労働実態調査」の報告書にも「仕事を辞めたいといつも思う」が19.6%、「時々辞めたいと思う」が55.6%もあります。その要因は慢性的な人手不足による現場の忙しさなどから来る疲労や休暇が取れないなど様々ではあります。しかし、職場での不満にはパワハラを受けたことがある26.7%、そのうち「上司から」が55.2%、「医師から」が44.3%あります。

僕が現場の看護師の話を聞いた限りでは、病院によりますが、もう少し「数字が高いのでは?」という印象があります。看護師の場合、その特殊性から管理職でもない主任や師長が統括することから労基法などを理解せず、または遵守する姿勢がなく、自分の経験だけで押し付けてくる傾向が高いのではないでしょうか?

ある病院では「嫌なら辞めればいい」という心無い言葉をやたら聞きます。そんな平気で働く職員の尊厳を無視する様な発言をする上司のいる職場では働くモチベーションが下がる一方です。

公共労は、「職員を守るため」に各種ハラスメントの一掃を要求に掲げ、「絶対に許さない」という姿勢で臨む覚悟を固めなければならないです。