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伝 言 板


2017-07-22 伊東に行ってました。

医労連の定期大会が伊東で開催されていました。

僕は、そこに代議員として参加している人と話をするために伊東に行きましたが、伊東暑かったです(大汗)東京に戻り、仕事に就いたんですけど、日中日向に出ていたためか軽い日射病の様なものにかかり、体調を崩してしまいました。

最近、組合活動をしていく上で「役員の成り手がいない」という現象があちこちで出ています。そもそも組合員が「組合活動をやりたくない」訳ですから、役を押し付け合ったりで、挙句には「役員をやるぐらいなら組合を脱退する」という組合員まで出ています。

確かに組合の役員って、何の得もないですよね。仕事が終わってからも会議をやったり、朝ビラ配布したり、土日が潰れたりで・・・言い出すと組合の役員になることにメリット?というのは全く出て来ない。その上、何か問題があると矢面に立ちますし、組合員から感謝されることなんてまずないですし、苦情を言われることの方が遥かに多い気がします。

僕は、こういう状況に至っているのはやはり「労働組合の存在意義が希薄になっている。組合員に理解されていない」からだと嘆かざるを得ません。

労働組合の存在意義が明確であるならば、組合活動が大事であり、活動の中心となる役員が敬遠される、というのは筋違いです。

と僕は言い切ってしまいます。何故なら「仕事や自分の家庭が忙しくて、組合活動をやる暇がない」とか「上司に睨まれたくない」などという言葉が出ること自体が全くのナンセンスだからです。

毎日の仕事や生活に追われている。上司に睨まれたくなくて萎縮するような職場を変えていくのが労働組合の存在意義だからです。

そういう組合員の声を否定するのではありません(そう聞こえますか?)。そう思う組合員が多いほど、労働組合の存在意義が薄れてしまっているということが、僕にとっては残念でならないことです。

時々自分でも「何のためにこんなに苦労しているのか?」と疑問に思うことよくあります。僕は人前で話をすることが本当に苦手ですし、そもそも人と話をすることとかが嫌いです。家族ともほとんど話をしませんし、職場でもまぁ黙っています(笑)

自分のことさえ良ければいいと考えたら、何もする必要はないのかもしれません。でも、強いて言えば自分では何も出来ないくせに「何もしてあげられず、苦しんでいる人をただ見ている」のが辛いです。みんなそうなんじゃないですか?腹が立ってしょうがないです。

労働組合ならそれが改善出来るんです。少しでも職場環境の改善が行えるのは労働組合なんです。そんな当たり前のことが伝えられないことが残念でなりません。毎年1割近くの職場の仲間が辞めていってしまうような職場を変えていかなければいけない。僕は心からそう思います。