伝 言 板
2017-07-10 問い合わせが来ています(汗)
ある支部を「いじめられっ子」「無法状態」と記載したんですが・・・。
組合の活動が出来ていません。その出来ていないことに関しても「不当労働行為」の疑いがあります。そして、そんな職場ですから職員の不満や意見を吸い上げることが出来ませんし、時間外勤務に関しては確認する限りでは労基法に触れる可能性がある。ということです。いずれも確証はありますが、公の場で詳細を説明をすることは避けます。けれど、厚労省がガイドラインを発令したように事業主は法の解釈を歪める、というか都合よく解釈してしまうことが多いです。ただ、残念ながら往々にして看護師の世界では法律を知らない管理職でもない師長や主任さんが仕切っている世界です。
ですから、労働組合の果たす役割は大きい訳です。元々看護師の世界では、「奉仕は当り前」と考える傾向は強いですから・・・。
新聞では教師の長時間労働が話題になっています。生徒のためにと自分の時間を削って対応してしまう結果なんでしょうか?しかし、根本の問題は「そもそも業務が多すぎる」ことにあるのではないかと思います。
患者のために働きたい、と夢を抱いて就職した看護師さんたちが身体を壊すまで働いてしまうことから救わなければなりません。交替制勤務者に残業をさせるのはおかしいです。年休もろくに与えられず、残業も未払いになりがちなブラックな職場に夢を砕かれる看護師さんたちをこれ以上増やしてはいけないと思います。たとえば夜勤制限は本人が希望すれば出来る訳ですが、母体保護や次世代育成支援の考え方からは本来なら禁止にするべきです。しかし、それでは夜勤が回らない。つまり、年休もそうですが労基法を遵守するには人員が足りない、ということではないでしょうか?
実際に年休が取得出来ず、残業が恒常化している職場なのに「人員は足りている」という病院側の説明は、職場環境の改善を行っていないと自ら言っていることになるのに気付かないのでしょうか。
看護師さんたちを救うのに時間は掛けられません。一刻を争うと思っています(汗)