伝 言 板
2015-10-05 この時期はどうしても出掛けることが多いです。
週末は山形に行っていましたが、もう夜は寒いぐらいですね。
「以前よりずいぶん職場環境は良くなりました。」と聞くと、とても嬉しいですが、まだまだ課題は沢山あります。「少しずつでも改善が進んでくれれば」とは願っていますけど、遅々として進まない問題をどう解決していったら良いのかと考えています。
一つの問題に捉われている場合でもなく、たとえば組合の執行体制の確立であったり、それは若手の育成もあるし、ベテランの支援も必要です。まだ、力強さを感じるまでには行っていませんし、支部によって様々ですが、各支部の活動は少しずつ良くなってきましたかね(そうでもないかな?)。
組合活動が停滞している病院は、やはり職員が活き活きとしていません。今、とっても頑張っている支部があります。もっともっとアドバイスもしたいと感じますけど、やはりそこの支部で創意工夫して活動していくことが一番です。
「手を貸してあげた方が良いかな?」と思って話をしに行きますが、なかなかうまい具合には行かないですね。支援という意味ではいくらでもしたいと思っていますけど、自分の出来ることは僅かなことでしかなく、無力感も感じています。
さて、今週末は支部代表者会議があります。こちらからの提案で活動するのではなく、各支部が「どうしたら良いのか」を真剣に話し合うような会議にしたいと思っています。「組合活動の主役は自分たちなんだ」という気概を持って欲しいです。
2015-10-12 大阪で支部代表者会議が行われました。
僕が書記長始めた頃は・・・あまり出席者から質問や意見は出ませんでした。
提案し、決を取るということが普通に続いていましたが、支部の出席者からなるべく意見を出してもらおうと支部の活動報告や協議事項を事前にお願いするようになり、最近はようやく支部からも質問や意見が結構出るようになった気がします。
こちらからの提案も支部に無難に受け入れられる提案ばかりではなく、色々と協議が必要な項目も取り入れながら、「さて、各支部はどう言ってくるのかな?」と思いながら会議をしているところもあります。いずれにしても、「支部が主体となって、議案である運動方針や要求を考えてもらう」そして「意見を言い合い、妥協点を見つけていく」ということを基本にこれからも進めて行きたいと考えています。
そうなった時の組合活動は強いと思います。今、少しずつですが、公共労はそういう組合になりつつあると実感しています。
2015-10-15 この様なことを書くと引かれてしまうかも・・・
組合活動って、執行委員会やったり、集会やったり、大会やったり、団交やイベントをやりニュースを作ったり、なんですかね?
でも、表にある以上に組合ってもっと身近なものであって、日々考えたり、話し合ったりすることが大切なんじゃないですか?仕事をしている時も色々な課題に直面するので、それは直接的なものだけではなくって間接的にも組合活動に繋がるものの様な気がしています。
確かに家庭のこともあるし、仕事も忙しいし、趣味をする時間もありますから、「組合に時間を取られる」という言い方をよく聞きます。でも、今問題にしているのは年休取得率の向上だったりするので、それは自分の時間を取れる様にするためなんじゃないでしょうか?
実際に「仕事でヘトヘトになって、その上組合活動なんて出来ない」って思う人も多いでしょうけど、それでは、いつまで経っても「勝手に改善なんてされないですよ」と言ってしまうのは酷かなぁと思いながらも・・・やはり、闘わなければ、声を上げなければ、良くはならないし、「誰かがやってくれる」というものでもありません。僕らが10頑張るから、せめて2〜3の力を貸してください。少しでも勤務条件を改善するための闘いに力を貸して欲しいです。
頑張っている執行部がいます。その人たちを潰さないように周りで助けてあげて欲しいです。
2015-10-18 組合活動は一人でするものではないです。
先週は、本当に仕事が忙しくって・・・
朝の始業時間前と昼休みに組合の仕事とかをこなしていますが、なかなか進まなくって。仕事もなかなか終わらなかったので「支部代の報告書」とかが完成しませんでした。「何だ、報告が遅れた言い訳か」とお叱りを受けそうですが、僕も普段は仕事しているので、仕事が忙しいとなかなか思うように組合のことも出来ません。そう言いながらも週明けには山形に行き、来週末は京都に行きます(汗)。「出掛けられるみたいなので」と先週中に仕事を仕上げてくれた人たちや普段、僕がいない時にカバーしてくれる人たちが職場にいて初めて組合活動がこなせる訳です。
そういう職場の人たちに本当に感謝しながら、少しでも成果を得ようと頑張っている自分は、みんなに支えられながら組合活動をやっているんだなと改めて感じています。先日も若い執行部の方たちに偉そうなことを言いましたが、「皆さんの後ろには大勢の組合員が後押ししてくれているんだから、自信を持って頑張ってください。」と、「皆さんは大勢の組合員を代表している人たちなんだ。目の前の病院の管理者たちに臆することはないですよ」は、『組合活動は一人でするものではない。』ということの一つだし、忘れてはいけないことだと思います。
2015-10-20 度々言いますが、組合活動は一人でするものではないです。
それは、「みんなでやれば怖くない」とか言うものとも違っていて、一人で背負い込むものじゃないということです。
組合の執行部は「だから気楽に」とはいかないですよね(汗)だけど、一人が何もかも仕切って活動を進めるのには限界があるってことです。みんなで話し合って物事を決めていくことが重要です。
組合の執行部にはそれなりに責任もあるし、負わなければならないものがあるのは事実ですが、誰か一人の責任というのとは違うと・・・。
ややもすると「自分が頑張らなければ」と気負ってしまいがちですが、やはりみんなが納得する方向に進めて行く、納得してもらうことが何よりも大事なんだろうと思います。今、とても心細く感じる時があります。だけど、一人でやっている訳じゃなく、沢山の仲間がいると思うからやれるんです。「組合員の総意」を形成していかなければいけないです。
2015-10-24 京都に行ってました。
嵐山にある「花のいえ」で中高年集会を開催しました。
退職後の健康保険制度、年金制度についての説明をしました。特に年金制度については、10月に一元化されたこともあって「そう言えば、給料明細の内容が変わっていた」など、質問も多く出ました。また、マイナンバー制度についても分かる範囲で説明しましたが、参加した組合員も退職が近いとあって、社会保障制度に関して関心を寄せて熱心に聞いてくれました。
この中高年集会は、長年組合加入された皆さんを慰労する意味もあって、京都で開催していますけど、実はベテランの組合員の皆さんとの組合活動に関しての意見交換などが行えることも大きなメリットだと感じています。医療現場の勤務は厳しく、定年まで勤められる方々は僕ら事務職に比べると少ないです。そういう意味では、貴重な意見を伺えますし、ベテランならではの感想などもとても組合活動において参考になります。
京都はまだ紅葉には早い時期でしたが、高台寺ではライトアップが始まり、ライトアップされた木立が池に映し出される景色は「息をのむ」ほど美しいです。京都は寒いかと思いましたけど、意外に暖かく日中は半袖で過ごせる程でした。この中高年集会が終わるといよいよ秋闘が本格化します。