伝 言 板
2014-12-30 年末年始に勤務するということ
年末年始のお休みは、僕は9日間あります。
しかし、病院勤務の職員のほとんどがまだ年末に向けての勤務が残っていて、年始も何日か勤務があるんだと思います。以前、理事者は「年末年始の勤務は病院なら当たり前」と言って年末年始勤務手当の廃止を打ち出しました。確かに病院は365日24時間勤務があるものです。だからこそ、年末年始の勤務に関しては手当があり、夜間勤務や早朝勤務に対して手当が付いている訳です。
前述した「年末年始勤務は病院なら当たり前」という言葉は、職員も当然理解していますが、そのために家族や自分を犠牲にして勤務を続けているんだということに対して、「当たり前」という言葉に職員は腹を立てているということに理事者が気付くのに5年もかかってしまいました。いや、もしかしたら今でも本当には気付いていないのかもしれません。
「看護師なら夜勤は当たり前」というのもそうです。これも確かに勤務する以上、覚悟はしているに決まっています。しかし、結婚したり、出産したり、子育てをしていく上で、もしくは健康上の理由などから夜勤が困難な看護師さんたちもいます。看護師の慢性的な人員不足からそれを許容できないでいる職場を変えていかなければならないんだと思います。年休は1年間に20日付与されますが、そのうち一体何日消化できているのか、「休みたくても休めない職場」を改善することが、止まらない看護師の離職を防ぐ上で大事です。
来年は、少しでもこういった改善にも力を注げるような闘いかたを考えなければいけないと考えています。