伝 言 板
2014-12-08 福山に来ています。意外にも東京より寒いです。
中国支部の職場集会に60人ぐらい集まったでしょうか?12月3日の団交での経緯を説明させていただきました。ストライキも実施し、年末年始の勤務拒否を構えての到達点としては、不満の残る内容だったかもしれませんが、来年に向けて改めて闘争を組み直すことを決定したと説明しました。
繰り返しになりますが、得られたことも多かった闘いだったと思います。しかし、実際に闘争を行った支部では執行部も含め大変だったことと思います。今後も組合員の皆さんと共に闘って行きたいと決意表明しました。
執行部の皆さんにとっても「はじめてのストライキ」ということで戸惑いも大きかったとは思いますが、今後はこういうやり方の方が良かったのではないかとか教訓も多かったかと思います。今後とも決着に向けて引き続き頑張りましょう!(でも、とにかくはお疲れ様でした。)
2014-12-16 今年は忙しい1年でした。
まだ、年内にやらなければいけないことも残っています。
それと同時に2015春闘の準備もしなければならない時期です。今年を振り返ってみると、中央の団交9回、それに伴い窓口折衝も9回と例年より5割増しでした。それに加えて、各支部の職場集会などにも出向いた関係で20回ぐらい出掛けたことになります。
「とにかくやれることは全部やる」ということで、署名を集め、本部前でもビラを配布、昼休みに集会も行い、ストライキまでやってしまいました。
(唯一、やっていないのは「本部前での座り込み」でしょうか?)
ストライキも10数年ぶりでしたし、支部における団交も久しぶりに行った支部もありました。目的が、そこにあった訳ではありませんが、公共労の活動の幅が大きく広がった1年でもありました。組織としては、これから組合員の拡充を図らなければいけません。課題はたくさんありますが、一歩ずつ進めて行きたいと考えています。
2014-12-21 労働組合がやらなければいけないこと
労働組合がやらなければいけないこと、沢山ある様に思いますけど、実は目的は一つなんだと思っています。
それは「組合員を守ること」です。組合員を守ることというのは、組合員が働き続けられるような魅力ある職場づくりをすることだと思っています。それが、賃金なのか労働条件なのかといえば、やはりどちらもなんでしょうけど、どちらかと言えば労働条件の改善が重要に思います。
残念ながら、毎年多くの若い組合員の方たちが辞めていきます。それは、結婚であったり、出産であったりと理由は様々ですが、やはり「働き続ける」上での何らかの障害があったのではないか、と考えます。
そういうことを少しずつでも改善して行くことが大切なのではないかと思っています。休んではいられないぐらい、やらなければいけないこと、考えなければいけないことが沢山あります。
2014-12-26 山形に来ています。雪が降ってます。
確か、昨年のこの時期も山形にいたような気がします(汗)
「組合活動は1日にしてならず」であって、日頃の活動の積み重ねによるものです。今年1年間で飛躍した支部もありますが、なかなかきっかけを掴めないでいる支部もあります。活動が活発になった支部は、きっかけは様々ですが、やはり組合員同士のコミュニケーションがしっかり取れて活性化したものです。どちらかというとイベントの様なものでコミュニケーションが取れるようになったという支部もありますが、真剣に組合員が集まって何度も話し合ってコンセンサスを取った支部もあります。どちらも簡単なことではなく、いざやろうとしてもなかなかうまく行かないで苦しんでいる支部はどうしたものか。
今後の活動でも各支部における活力というものが、より重要になってくる訳で、来年はしっかりと支部体制の強化を図り、組織拡大に繋げていきたいと思っています。さて、どうしたものやら・・・
2014-12-30 年末年始に勤務するということ
年末年始のお休みは、僕は9日間あります。
しかし、病院勤務の職員のほとんどがまだ年末に向けての勤務が残っていて、年始も何日か勤務があるんだと思います。以前、理事者は「年末年始の勤務は病院なら当たり前」と言って年末年始勤務手当の廃止を打ち出しました。確かに病院は365日24時間勤務があるものです。だからこそ、年末年始の勤務に関しては手当があり、夜間勤務や早朝勤務に対して手当が付いている訳です。
前述した「年末年始勤務は病院なら当たり前」という言葉は、職員も当然理解していますが、そのために家族や自分を犠牲にして勤務を続けているんだということに対して、「当たり前」という言葉に職員は腹を立てているということに理事者が気付くのに5年もかかってしまいました。いや、もしかしたら今でも本当には気付いていないのかもしれません。
「看護師なら夜勤は当たり前」というのもそうです。これも確かに勤務する以上、覚悟はしているに決まっています。しかし、結婚したり、出産したり、子育てをしていく上で、もしくは健康上の理由などから夜勤が困難な看護師さんたちもいます。看護師の慢性的な人員不足からそれを許容できないでいる職場を変えていかなければならないんだと思います。年休は1年間に20日付与されますが、そのうち一体何日消化できているのか、「休みたくても休めない職場」を改善することが、止まらない看護師の離職を防ぐ上で大事です。
来年は、少しでもこういった改善にも力を注げるような闘いかたを考えなければいけないと考えています。