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2017年春闘要求アンケート集計結果について

設問5 あなたの健康状態についてお聞かせください

「健康である」49.4%(49.6)、「あまり良いとはいえない」45.85(41.9)、「病気がちである」4.0%(3.2)と「健康である」が微減し、「あまり良いとはいえない」「病気がちである」がそれ以上に上がっていることは事実である。 支部別「あまり良いとはいえない」が東北46.4.2%中国44.4%と高いか。「病気がちである」は東北5.8%四国4.9%と高い。

設問6 病気などで具合が悪い時に休暇が取れますか

「特別休暇が取れる」6.9%(8.3)、「年休が取れる」67.1%(62.0)、病気でもなかなか取れない」23.1%(21.8)と年休が取れるが5.1ポイント上がった反面、「特別休暇が取れる」が下がり、病気でもなかなか取れないが上がっている。改善されていないことが伺える。 支部別 ◇「特別休暇が取れる」東北5.8%(5.9)、関東(14.3)、東海6.7%(14.3)、中国8.8%(10.4)、四国4.2%(3.3)と全支部で下がっている。 ◇「年休が取れる」東北75.4%(68.2)、関東(57.1)、東海86.7%(75.0)、中国60.3%(57.1)、四国70.4%(66.1)と年休での消化が東海支部を除いて上がっている。 ◇「病気でもなかなか取れない」東北17.4%(17.6)、関東(19.6)、東海6.7%(10.0)、中国23.2%(22.8)、四国23.2%(26.4)であり、病気でもなかなか取れない中国や四国の悪い状況が続いている。

設問7 セクハラこの3か月間で、ご自身で受けたか目撃しましたか

「はい」9.6%(22.4)、「いいえ」88.8%(69.7)※()内数字は2016でセクハラ+パワハラ
支部別
◇「はい」東北1.5%、東海6.7%、中国6.7%、四国19.0%
 四国が高いか。いずれにしても全支部でセクハラの実態があるという結果。
年代別
20代9.7%、30代11.0%、40代10.1%、50代4.3% 職種別非常勤・パート4.6%、看護職10.9%、技能・労務職8.3%
組合加入加入者9.9%、未加入者5.6%

設問8 パワハラやマタハラこの3か月間で、ご自身で受けたか目撃しましたか

「はい」21.9%(22.4)、「いいえ」74.8%(69.7)※()内数字は2016でセクハラ+パワハラ
支部別
◇東北18.8%、東海30.0%、中国13.4%、四国35.9%
東海と四国が高いか。全支部でパワハラやマタハラの実態があり、セクハラより高い比率という結果。
年代別
20代18.7%、30代23.5%、40代27.5%、50代14.9%、60代40.0%
職種別
非常勤・パート9.1%、医療・技術職19.6%、看護職23.3%、事務職20.0%、技能・労務職12.5% 組合加入加入者22.6%、未加入者11.1%

設問9 転職や退職を考えたことがあるか

「はい」55.4%(49.6)、「今考えている」9.6%(12.8)、「いいえ」34.4%(31.6) @2人に1人以上が転職を考えたことがあり、今考えている人が更に1割以上いる。
支部別
・「はい」東北66.7%(64.7)、関東(19.6)、東海46.7%(40.0)、中国52.7%(49.5)、四国56.3%(55.4) ・「今、考えている」東北13.0%(12.9)、関東(16.1)、東海6.7%(5.0)、中国9.2%(14.1)、四国9.2%(10.7) ・「いいえ」東北20.3%(17.6)、関東(55.4)、東海43.3%(55.0)、中国37.2%(29.9)、四国34.5%(29.8)
年代別
◇「考えたことがある」20代48.6%(36.7)、30代56.6%(48.2)、40代60.9%(59.6)、50代57.5%(60.4)、60代40.0%(−)
 20代から40代が軒並み高くなっている。20代・30代が転職・退職を考える傾向が高く、その傾向は20代では更に高くなっている。 若い層で転職を考える様になったか。

これは、10年未満での離職率の高い看護師の傾向が顕著になっているか。
勤続年数1年未満22.5%、1〜3年40.4%、4〜5年55.8%、6〜9年67.1%、10年以上60.4%
年代別
「今考えている」20代9.7%(18.7)、30代9.7%(14.6)、40代10.9%(7.4)、50代6.45(7.5)
勤続年数
1年未満5.0%、1〜3年12.3%、4〜5年10.4%、6〜9年10.2%、10年以上9.2%
その理由は「労働条件に不満」45.5%(38.7)、「賃金に不満」16.8%(11.6)、「職場の人間関係」16.2%(14.0)、「家庭の事情」15.0%(11.6)となっている
職種別

◇医療技術職「労働条件に不満」「セクハラ・パワハラ・マタハラ」「職場の人間関係」
◇看護職「労働条件に不満」「賃金に不満」「家庭の事情」
◇事務職「職場の人間関係」「労働条件に不満」「家庭の事情」
◇技術・労務職「労働条件に不満」「職場の人間関係」「家庭の事情」
と職種別の傾向が見受けられる。「労働条件に不満」が高比率だが、看護職は「賃金に不満」、 医療技術職は「パワハラ」によって退職を考える傾向にあるか。