公共労速報283

2019春闘第2回本部団交速報!!

 公共労は4月24日に2019春闘第2回本部団交を行い、中央執行委員や支部執行部から20名が参加しました。
 団交では統一要求の内容や支部における病院側の対応について、団交参加者から発言があり、理事者が答える内容となりました。

―主なやりとり―

【栄養士の処遇改善】
公共労 少数職場で離職率も高く、慢性的な人員不足を抱えていて残業も多く、労働環境が悪い。 処遇の改善が必要だと考えている。
理事者 具体的な要求として賃金なのか、処遇の問題なのかどうなのか。実態を把握したうえで検討が必要ならば考える。
【放射線取扱手当】
公共労 被ばく手当になっている。 放射線を被ばくしないようにしている放射線技師も被ばくしなければ支給されないことには どうしても納得がいかない。
理事者 被ばく手当とは思っていない。取り扱っていることを測る基準が示されているのが、今の考え方。国の基準を変えるという考えは持っていない。
【夜勤回数】
理事者 昨年の4月〜9月の実績では、全病院の平均で7.9回となっている。
公共労 母数である夜勤従事者には、月に1〜2回の人も含まれていることを考えたら平均7.9回は極めて高い数字だ。
理事者 9回以上夜勤をしている人が多くいることは認識している。
【準夜勤務の後の休日】
公共労 暦日休日になっていないことが問題だと考えている。
理事者 話の中身は分かった。検討が必要ならしていきたい。
【育児短時間勤務制度】
公共労 4月に実施となったが、状況はどうか。色々と問題が出ているようだが。
理事者 まだ、4月に実施したばかり、状況は把握していない。
公共労 次回団交までにある程度状況を確認しておいて欲しい。
【その他】
・非常勤職員の処遇改善・労働時間把握のための措置・ハラスメント・・・。

25日(木)に予定していた
ストライキは中止

 回答はどれも不十分で納得いくものではありませんでしたが、現時点でこれ以上進展が望めないと判断し、 次回6月5日の第3回本部団交まで交渉は継続することにしました。
 25日始業時から予定していた1時間のストライキは中止とします。