2017春闘前看護部集会@京都
公共労は、1月13日から2日間、京都「花のいえ」にて、
17春闘前看護部集会を18人の参加で開催しました。
はじめに、参加者全員で2016秋年末闘争を振り返りました。
具体的な前進は勝ち取れなかったものの、闘争を通じて団結を感じたなど前進面を評価する声も出されました。
次に、駒宮書記長から看護師問題改善のための闘争について報告がありました。
- ○給料問題や夜勤回数の問題の本質は人員不足にあり、処遇改善で離職を防止することが「大幅
増員」より重要である。
- ○使用者が勝手に職員の処遇を改善することはなく、労働者側の対抗手段として憲法で保障され
ているのがストライキ。
ストライキを躊躇する声もあるが、ではこのまま自分たちが我慢すれ
ばいいのか。
覚悟を決めて地域や患者もまきこんで、本気で病院が嫌がるストライキを構えれ
ば、前進回答を勝ち取ることができる。
- ○看護師の問題をまず看護師自身が認識し団結して闘争に立ち上がることが先決。
一人一人に伝えることを大切にしよう〜グループワーク〜
3つのグループに分かれ、支部の実情や問題解決のために何が必要なのか等を時間をとってたっぷりと話し合いました。
支部の実情として共通して出されたのは、役員はがんばっていても、一人一人の組合員までには、看護師の問題点や、
組合でやっていることが伝わっていないということでした。
「一人一人に伝えられる組織づくり」、「難しい言葉を使わずに話そう」、「気軽に飲み会や雑談から悩みを聞いていこう」、
「チラシやポスターを工夫しよう」「年休など権利をしっかりと伝えたい」、「アンケートでしっかり組合員の声を聞こう」、
「役員会を開催する」等々様々な対策が話し合われ、
参加者自身がしっかりと問題点や解決策を自分のものとして考えることができました。
集会の最後には升味看護部長から、「役員は孤立するのではなく、一緒に取り組める仲間をぜひつくってほしい」とあいさつ。
団結がんばろーで17春闘への決意を固めあいました。