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2015年春闘要求アンケート集計結果について

設問3 今の職場で不満に感じることを3つまで選んでください。

@職場で不満に感じることのトップ5は「賃金」、「人員」、「休暇」、「時間外労働」、「時間外の委員会・研修」(2014「賃金」「人員」「休暇」「成果主義」「時間外労働」、2013「賃金」「休暇」「人員」「時間外労働」「成果主義」、(2012「人員」「賃金」「休暇」「時間外労働」「仕事がきつい」)であった。賃金、人員、休暇が不動のトップ3だが、賃金(47.9→46.4)、人員(34.5→39.8)、休暇(33.6→34.1)と人員不足や休暇が取れないことに対する不満が上昇していると言える。他に上昇したのは、経営状態に対する不満(8.5→13.7)だが、これは四国が10人→30人に増加したことが大きい。

A2014年に比べて特に上昇したのは「人員」プラス5.3、「経営状態」5.2で、逆に減少したのは「成果主義」△8.6、「管理者や上司の横暴」△5.8となっている。

B支部別の傾向としては、東北・中国が「時間外労働」、東北・関東が「休暇」、関東・東海が「人員」、関東が「職場の人間関係」、東北が「管理者や上司が横暴」、関東・東海・四国が「経営状態」、についての不満が比較的高いという傾向がある。

C年代別の傾向は、10・20代は「賃金」が圧倒的に多い。30代以降から「人員」や「休暇」の割合が多くなっている。10・20代での「賃金」に対する不満が多いことからも、就職してから10年以内にいかに賃金を上げるかが重要で、昇給・昇格する仕組み作りなどが早い段階で必要なことが分かる。