2019春闘中央委員会開催!
2019春闘運動方針は
@ 休取得率の向上を目指すこと
A 不払い残業の一掃
B インターバル規制や夜勤回数制限を盛り込んだ
36協定の締結
更には既存手当の増額や新規手当の創設などを中心に各支部で取り組むこと
2月9日〜10日の2日間、岡山「ピュアリティまきび」で2019公共労春闘中央委員会が開催され、
中央委員10名を含む27名が参加しました。
インフルエンザ感染の影響などから、中央委員成立定数ギリギリの10名が参加しての中央委員会ではありましたが、
2018秋闘の報告や2019春闘の運動方針についての議論がされて、承認されました。
青年部や看護部なども集まり分科会も行われ、青年部ではウィンターキャンプの総括や今後の青年部の活動方針を話し合い、
看護部では3月8日〜9日にかけて尾道で行われる看護部集会の内容や
7月に行われる看護部集会の開催日時(7/5〜6)や場所(四国開催)について話し合いました。
分科会では、現在の看護師の置かれている状況は、傍から見ればおかしなことでも看護師の閉鎖された中でいつしか
「それが当り前」になってしまっていること、「患者さんに奉仕するのは当然」という考え方から平気で時間外労働が蔓延し、
しかも手当も支払われない。
「看護師は労働者」という感覚が薄い。ボランティアではない。
「看護労働に対する給料は低すぎる」「夜勤をして何とかなっている賃金体系を変えていかなければならない」
「もっと給料を上げて欲しい。処遇を改善して欲しいと看護師さんたちが一致団結できる環境にしなければいけない」
そのためには、当面集会では労働基準法などの基本的な考え方などを学習する場を提供していくことと、
看護師さん同士での交流を図れるようにすることを目標にしていきたい。と話しました。
今年の春闘では6月〜11月にかけて行う「年休取得キャンペーン」において、
公共労独自の「年休申請用紙」を使用することを提案しています。
2019年4月以降の付与から「5日未満の年休取得者1人に対して30万円の罰金」が科せられます。
年休取得率の向上は情勢からも重要な課題となります。年休はもともと年20日付与されています。
今年は例年以上に年休取得にこだわって申請するようにしましょう!
かずあき委員長からの一言
立春を過ぎたと思えば、もうはや年度末です、やっと暖かくなったと思えば、花粉症に見舞われて大変苦労をしている人も多いと思います
また、看護師の宿命でもある、異動の時期になりました、病棟移動になる方にとってはストレスですよね、
病棟が変われば患者さんの疾病も違い勉強しないといけませんし、また新たな人間関係も作らないといけません、
それが人生の糧と成ることと信じてやるしかありません。
私たち看護師は日々新たな医療と向き合い、安全で安心できる看護を提供する義務があります、
しかしその安全で安心できる看護の提供が危ぶまれています、何故でしょう・・・
「有給休暇が取れない」「長期休暇が欲しい」と多くの看護職から声が寄せられています。
「時間外勤務、夜勤・交代制勤務等緊急実態調査」(2008年)からも、看護職は日々の仕事に追われ、
心身の疲労から健康を害しかねないリスクがあることが明らかになっています。
心身の健康が保たれてこそ、安心・安全で質の高いケア提供が可能となります。
できることから職場で取り組んでみませんか。これは10年前の実態調査です、もういい加減に片をつけませんか。