第６８回定期大会特集号

公共労第６８回定期大会を開催！！

第20代中央執行委員長に
菅原秀明氏(東北)を信任

　９月６日(金)～７日(土)にかけて、ホテル・アウィーナ大阪にて代議員１４名を含む３６名が参加して、 「公共労第６８回定期大会」が開催されました。
　司会の石川中執が開会のあいさつを行い、議長を指名、その後議長が大会役員を指名しました。

【大会役員】

議長　増田　慎吾（関東）、松金　知里（中国）
書記　渡邊　香奈（中国）、﨑川　卓代（中執）、梶原　陽平（四国）
議運　井上　将吾（中執）、久能　義隆（東京）、岡崎　要（大阪）
大会宣言起草委員　木村　智世（中国）、久保田　恵（中国）
　松岡中央執行委員長のあいさつでは、公共労の課題に立ち向かうために組合員の一層の団結が必要であること、 特に年休取得の問題では、年休申請は拒否できないこと、時季変更権も乱用できないことを 病院側が知ると同時に取得する組合員が理解しておくことが重要であることを強調しました。

　来賓の日本医労連副中央執行委員長の鎌倉幸孝氏から連帯のごあいさつをいただき、 祝電・メッセージが読み上げられ、大会成立宣言が行われて議事に入りました。

【祝電・メッセージ】

（ありがとうございました）

・全日本国立医療労働組合（全医労）・全国厚生連労働組合連合会（全厚労）
・全日本赤十字労働組合連合会（全日赤）・国家公務員共済組合連合会病院労働組合（国共病組） ・全日本地域医療機能推進機構病院労働組合（全地域医療ＪＣＨＯ労組） ・山形県医労連・東京医労連・広島県医労連・愛媛県医労連
１号議案　一年間の経過と総括
（駒宮書記次長・関田中執）
　 　秋闘から春闘にかけて、退職手当引下げ提案に対する「現役世代の処遇改善を」という要求に対して、 理事者からの提案は、
①リハビリの技師長職の設置、②看護師の夜間看護手当の制度化（特例措置の廃止）、 ③育児部分休業の対象となる子を未就学児までに拡大及び育児短時間勤務制度の創設。夜勤専従制度の導入だった。
夜勤専従は16回以内が目安、育児短時間勤務制度の導入に必要な人員体制については本部からも病院に指導する。 という交渉での回答を受けて、処遇改善に一定の前進があったと判断し、退職手当の引下げ提案についても協定した。
　しかし、育児部分休業の対象となる子を未就学児までに拡大及び育児短時間勤務制度の創設については、 人員などの体制整備が必須であり、引き続き支部において人員要求などの取組みが必要となるもの 　
２号議案　2018決算報告・会計監査報告
（渡邊財政部長）


３号議案　2019運動方針案
（薦田書記長）
　組合員の要求に沿った運動の展開が重要であり、組織拡大が最重点課題。 　年々組合員数が減少しており、各支部で組合員数の増に取組んでいただきたい。
　加入させられていない職種にどのように働きかけるのか、新人勧誘で勧誘し切れなかった職員に対しても、諦めずに繰り返し声を掛けて欲しい。
　理事者からの提案である「年休付与日数の増及びレク休の廃止」については、レク休の廃止は組合員にしてみれば、抵抗がある。しかし、レク休以上に年休が取得しやすい環境になるように取り組んでいくこととしたい。 これは、来年からのことではなく、今から年休の取得促進を進めることが重要。公共労からの要求に対して理事長と総務部長からそれぞれ病院宛てに通知を出している。 この通知を活かして各支部で病院側と詰めて欲しい。
　年休が取得しやすい環境が整えば。結果的にはその方が職員の処遇改善を進めることに繋がる。
　引き続き、「働き続けられる魅力ある職場づくり」に取組んでいく。
４号議案　2019統一要求案
（畑山副中央執行委員長）
　統一要求（案）については、改善されていない要求はそのまま残す形で変更はしていない。「年休の連続取得が取りやすいように各病院に指導を行うこと」を追加した。先に行った公共労要求アンケートの要求項目で組合員の要望が高かったものから順に並べ替えている。
５号議案　公共労規約・旅費規程の改正案
（関田中央執行委員）
　大会と中央委員会での委任状の割合を１割から３割に変更する。インフルエンザや天候によって、成立が危ぶまれる事態に備えたもの。
　旅費規程は、増税などによる運賃改定に対応するため、中央執行委員会で定額部分を変更可能にするもの。
６号議案　2019財政方針・予算案
（渡邊財政部長）
　人件費の抑制により、各会計の収支が改善された。しかし、組合員数が減少しているので財政が安泰ということにはならない。 組合員数の増が重要になる。退職給与積立会計の残額は、全額闘争会計に組み入れる。

ストライキ権の確立
全員賛成で確立


菅原新中央執行委員長による団結ガンバロー
　大会中、新人勧誘の難しさ、栄養士の処遇改善、年休取得促進に関する病院側の反応、 保育園の無償化に関して院内保育はどうなるのか、 などの意見や「他支部ではどうしているのか」などの意見交換が盛んに行われました。
課題は沢山ありますが、
団結して頑張りましょう！

【２０１９新役員・特別役員】
（一年間、よろしくお願いします）

２０１９年度公共労役員体制

役　職氏　名支部・分会　　　
中央執行委員長菅原　秀明東北新
副中央執行委員長松井真智子中国新
〃井上　将吾四国新
書記長薦田　幸一四国再
書記次長矢留　徹関東新
〃増田　慎吾関東新
〃石川　寛四国新
〃駒宮　脩東京再
財政部長渡邊　景介東海再
中央執行委員片山　尚子中国新
〃松金　知里中国新
〃﨑川　卓代四国再
〃関田　隆一大阪再
〃西内　　仁ｱｳｨｰﾅ大阪再
会計監査前田　晋佑関東再
〃松岡　真秀東京再
選挙管理委員長石川　広司中国再
特別役員氏　名支部・分会
看護部長松岡　和昭四国新
副看護部長布川　佳寿美東北再
〃常盤　房衣関東再
〃宮本　浩子中国新
青年部長北　由布子関東新
副青年部長佐々木　竜馬東北新
〃東原　正和中国新
〃矢野　勝之四国再
【退任された役員】（ありがとうございました） 飯田　清(関東)、畑山秀貴(中国)、小寺倫子(中国)、馬場健太(中国)、 松岡和昭(四国)