公共労速報241

いのち守る国民集会3000人

 社会保障の充実、医師・看護師・介護職員の大幅増員、戦争法廃止などを求めて20日、 「憲法・いのち・社会保障まもる国民集会」が東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、全国から3000人以上が参加しました。
 公共労からは前日の団交から引き続いての参加など4名の参加。 「医師・看護師増やせ」「社会保障を充実しろ」などとコールをしながら銀座パレードにも参加しました。
厚労省に向かって、「看護師増やせ―!」と声をあげる参加者

政治に無関係ではいられない

 主催者あいさつに立った、医労連の中野委員長は、TPPは無保険の医療の拡大や、高薬価を招く危険なものであることを告発し、 「政治に無関心でいられても、無関係ではいられない。平和をまもれ、いのちまもれの声をあげよう」と訴えました。

「笑顔で看護がしたい」
看護師増やして!

 リレートークでは各団体から発言がありました。医労連からは看護師さんが発言。 認知症の患者が増え1日中目が離せない状況を告発し、「患者さんの笑顔が見たい、笑顔で看護がしたい」と看護師の増員を訴えました。 医師の団体からは、貧困の広がりが患者の医療抑制につながっているとし、医療費負担増にストップをかける運動をよびかけました。

社会保障を守るためにあきらめずにたたかい続けよう!

 講演は「下流老人」の著者の藤田孝典さんでした。
 社会保障はたたかいの連続であったことを紹介。「我々の強みは現場を知っていること。 現状を広く知らせていくことが大事。社会保障を守るために一緒にたたかっていきましょう!」とエールをいただきました。
秋晴れの澄み切った空に響くコール。沿道からは手を振ってくれたり写真を撮る方も!