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2016年春闘要求アンケート集計結果について

まとめ

1 生活実感

・賃金等では、依然として生活が苦しく、将来に不安を感じていること、その傾向は若い世代ほど顕著なこと。

2 労働実態

・労働環境は一向に改善されていなくて、世代を問わず、疲弊していること。 ・不払い残業時間は若干改善も見られているが依然としてあること。

3 職場での不満

・人員、賃金、休暇、時間外労働、時間外の委員会研修に対する不満が高い。2016では人員不足がトップになった。

4 賃金改善要求

・賃上げ要求と年末年始勤務に関する要求が高く、夜間看護手当や人事評価による査定についても不満が高い。

5 労働条件改善要求

・年休の取得への要求が非常に高い。 ・人員不足解消への要求と産休・育休・病休・育児部分休業などの休職者に対する要員確保を望む声も高い。

6 特別休暇

・具合が悪くても特別休暇が取れるのは1割未満、年休も取れないが2割以上  

7 セクハラ、パワハラ

・セクハラやパワハラは全病院で2割以上が受けたか、目撃したという回答。

8 転職や退職

・62.4%が転職や退職を考えたか、今考えている、という衝撃。その理由は労働条件の不満がトップ